第8戦TTアッセンのティソ・スプリント(周回数13ラップ)は29日、現地時間15時00分からTT・サーキット・アッセンで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアがホールショットを決めてレースの主導権を握り、前戦イタリアGPに続き、2戦連続の優勝を挙げた。
ポイントリーダー2位
気温25度、路面温度49度のドライコンディションの中、2番グリッドのホルヘ・マルティンはスタートから2番手を走行して2.355秒差の2位。3戦ぶり6度目の表彰台を獲得すれば、3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは1ラップ目4番手に後退したが、2ラップ目にポジションを挽回して4.103秒差の3位に入り、3戦ぶり4度目の表彰台を獲得。
11番グリッドのエネア・バスティアニーニは1ラップ目9番手、2ラップ目7番手、6ラップ目6番手、9ラップ目4番手に浮上して4位まで挽回。6番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは今季の最高位となる5位。9番グリッドのブラッド・ビンダーは2戦連続の6位。
13番グリッドのファビオ・クアルタラロは今季2度目のポイント圏内となる7位。4番グリッドのアレックス・マルケスは7番手でゴールラインを通過したが、トラックリミットを越えたことから3秒加算のペナルティが科せられて8位。8番グリッドのフランコ・モルビデリは2戦連続3度目のポイント圏内となる9位。
初のポイント圏外
10番グリッドのペドロ・アコスタは10位。今季初めてポイント圏内の進出を逃せば、15番グリッドのマルコ・ベツェッキは11位。20番グリッドのジョアン・ミルは14位。12番グリッドのラウール・フェルナンデェスはトラックリミットが原因でロングラップペナルティが科せられて17位。
23番グリッドの中上貴晶は29.568秒差の18位。16番グリッドのアレックス・リンスは転倒後に19位完走。
マルク・マルケス転倒
5番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、6番手走行中の最終ラップ、最後のシケイン手前で週末2度目、今季7度目の転倒。7番グリッドのマルク・マルケスは5番手走行中の2ラップ目2コーナーで週末2度目、今季11度目。ティソ・スプリントで今季初めて0ポイントで終われば、18番グリッドのロレンソォ・サバドーリは転倒。21番グリッドのルカ・マリーニは技術問題が発生してリタイア。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは9ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは18ポイント差から15ポイント差に接近。総合3位マルク・マルケスは35ポイント差から44ポイント差にギャップが広がった。
決勝レース
周回数26ラップの決勝レースは、6月30日現地時間14時00分、日本時間21時00分スタート。
RESULTS
More @PeccoBagnaia domination! 👊
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) June 29, 2024
The World Champ wins the #TissotSprint at Assen! 🥇#DutchGP 🇳🇱 pic.twitter.com/0IzEZYyMPs