フランチェスコ・バグナイアが3年連続の優勝

ホルヘ・マルティンとエネア・バスティアニーニが表彰台獲得、4位フィニッシュのマルク・マルケスにペナルティ

第8戦TTアッセン決勝レース(周回数26ラップ)は30日、現地時間14時00分からTT・サーキット・アッセンで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアがホールショットを決めて1ラップ目からレースをコントロール。週末を通じて、ライバルたちを圧倒する強さで第6戦カタルーニャGPから3戦連続5勝目、2022年から3年連続の優勝を挙げ、前戦イタリアGPに続き、史上初となる2戦連続のダブルウィンを達成した。

5連戦連続の表彰台独占

気温22度、路面温度はティソ・スプリント時よりも10度低い39度のドライコンディションの中、グリッドポジションを3つ降格するペナルティが科せられて5番グリッドからスタートしたホルヘ・マルティンは、フロント、リアともにミディアムタイヤを装着して1ラップ目から2番手を走行。3.676秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、4戦連続6度目の表彰台を獲得すれば、10番グリッドのエネア・バスティアニーニはレース後半からポジションをステップ・バイ・ステップで上げて7.073秒差の3位に入り、2戦連続4度目の表彰台を獲得。

タイヤプレッシャーの違反

ドゥカティは第4戦スペインGPから5連戦連続の表彰台を独占すれば、6番グリッドのマルク・マルケスは7.868秒差の4位でゴールしたが、タイヤのプレッシャーが規定範囲外だったことから16秒加算の罰則が科せられて10位に後退。

ウォームアップ走行で1番手だった4番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは今季の最高位となる4位に入り、ドゥカティが2戦連続4度目のトップ4を独占。

最終ラップのドラマ

2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは4番手を走行していたが、最終ラップにミスを犯して5位でチェッカーフラッグを受け、最後のシケインでトラックリミットを越えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて6位に後退したが、マルク・マルケスの違反により5位。

8番グリッドのブラッド・ビンダーは6位。3番グリッドのアレックス・マルケス、11番グリッドのラウール・フェルナンデェス、7番グリッドのフランコ・モルビデリがトップ9入り。

13番グリッドのジャック・ミラーは11位。12番グリッドのファビオ・クアルタラロは12位。17番グリッドのヨハン・ザルコは13位。

16番グリッドのミゲール・オリベイラは、14番手走行中にトラックリミテッドが原因でロングラップペナルティが科せられたが、そこでコースアウトを喫したことから、再びロングラップペナルティを実行して15位。21番グリッドの中上貴晶は46.246秒差の16位。

9番グリッドのペドロ・アコスタは7番手を走行中の最終ラップに転倒。14番グリッドのマルコ・ベツェッキは5ラップ目に転倒。15番グリッドのアレックス・リンスはスタート直後にハイサイドから転倒。18番グリッドのジョアン・ミルは7ラップ目に転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは20ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは15ポイント差から10ポイント差に接近。総合3位マルク・マルケスは44ポイント差から58ポイント差にギャップが広がった。

ドイツGP

シーズン9戦目は来週末の7月5日から7日にザクセンリンクで開催。

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