ホルヘ・マルティンがティソ・スプリント4勝目

フランチェスコ・バグナイア3位、マルク・マルケス13番グリッドから6位、中上貴晶18位

第9戦ドイツGPティソ・スプリント(周回数15ラップ)は6日、現地時間15時00分からザクセンリンクで行われ、ポールポジションのホルヘ・マルティンが1ラップ目3番手に後退したが、3ラップ目にトップの座を奪い返し、第5戦フランスGP以来4戦ぶり4度目の優勝を挙げた。

ミゲール・オリベイラ自己最高位

気温30度、路面温度43度のドライコンディションの中、2番グリッドのミゲール・オリベイラはホールショットを決めたが、2コーナーで2番手、2ラップ目には3番手に後退したが、3ラップ目2番手に再浮上して0.676秒差の2位。電子制御とサスペンションの調整が功を奏して、昨年4月の第4戦スペインGPで記録した5位を上回るショートレースでの自己最高位を獲得。

4番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1.311秒差の3番手に入り、3戦連続の表彰台を獲得。9番グリッドのエネア・バスティアニーニは2戦連続の4番手。6番グリッドのフランコ・モルビデリは5番手。

満身創痍マルク・マルケス6位

13番グリッドのマルク・マルケスは1ラップ目10番手、3ラップ目8番手、6ラップ目7番手に浮上すると、最終ラップの最終コーナーで1人を抜いて6位。

7番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは7位。11番グリッドのブラッド・ビンダーと5番グリッドのアレックス・マルケスがポイント圏内に進出。12番グリッドのマルコ・ベツェッキは10番手。14番グリッドのファビオ・クアルタラロは13位。18番グリッドのルカ・マリーニは今季初めてホンダ勢の最高位となる15位。

3番グリッドのラウール・フェルナンデェスは、タイヤプレッシャーの問題が発生して3ラップ目6番手、6ラップ目8番手、8ラップ目10番手、14ラップ目には14番手まで順位を下げて15.329秒差の14位。

17番グリッドの中上貴晶は20.321秒差の18位。10番グリッドのペドロ・アコスタは10番手を走行中の12ラップ目にコースアウトを喫して22位。

チャンピオンシップ

優勝を挙げたポイントリーダーのホルヘ・マルティンは12ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは10ポイント差から15ポイント差に引き離され、総合3位マルク・マルケスは58ポイント差から66ポイント差、総合4位エネア・バスティアニーニは64ポイント差から70ポイント差、総合5位マーベリック・ビニャーレスは82ポイント差から91ポイント差にギャップが広がった。

決勝レース

周回数30ラップの決勝レースは、7月7日現地時間14時00分、日本時間21時00分スタート。

RESULTS

 

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