フランチェスコ・バグナイアが疾走!今季8勝目を挙げ10ポイント差に接近

ホルヘ・マルティンとマルク・マルケスが好発進から表彰台、中上貴晶ポイント圏内進出

第16戦日本GP決勝レース(周回数24ラップ)は、10月6日現地時間14時00分からモビリティリゾートもてぎで行われ、前日のティソ・スプリントで優勝を挙げた2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアが1ラップ目から1番手を疾走。安定したラップを刻んで第11戦オーストリアGP以来5戦ぶり8勝目。

プレミアクラスでタイトルを獲得した2年前と1年前の年間7勝を上回り、イタリアにオールクラス通算900勝目をもたらした。

ポイントリーダー2位

気温21度、路面温度26度のドライコンディションの中、11番グリッドのホルヘ・マルティンは1ラップ目4番手、3ラップ目2番手に浮上。大幅にポジションを上げてトップを走るタイトル争いのライバル、フランチェスコ・バグナイアを追走すると、1.189秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、3戦連続11度目の表彰台を獲得。

9番グリッドのマルク・マルケスは1ラップ目6番手、3ラップ目4番手、5ラップ目3番手に浮上。3.822秒差の3位に入り、8度目の表彰台を獲得。

ドゥカティ勢7台がトップ8入り

4番グリッドのエネア・バスティアニーニは4.358秒差の4位。6番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。8番グリッドのマルコ・ベツェッキは7位。7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは8位。

5番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目を3番手で通過したが、ドゥカティの4台に抜かれて18.502秒差の6位。15番グリッドのアレイシ・エスパルガロは9位。14番グリッドのジャック・ミラーは10位。16番グリッドのヨハン・ザルコは11位。12番グリッドのファビオ・クアルタラロは12位。

中上貴晶12位

フルエントリーライダーとして最後のホームレースを迎えた21番グリッドの中上貴晶は、33.003秒差の13位。2戦連続11度目のポイント圏内でフィニッシュすれば、ワイルドカード参戦となった23番グリッドのレミー・ガードナーは17位完走。

ペドロ・アコスタ連続転倒

ポールポジションのペドロ・アコスタは、2番手走行中の3ラップ目14コーナーでオールクラス最多となる22度目の転倒。3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは1ラップ目9番手、2ラップ目10番手に後退すると、6ラップ目から11番手で走行していたが11ラップ目の5コーナーで転倒。17番グリッドのジョアン・ミルと10番グリッドのアレックス・マルケスは1ラップ目の13コーナーで接触転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは20ポイントを加算すれば、総合2位フランチェスコ・バグナイアは15ポイント差から10ポイント差に接近。

総合3位エネア・バスティアニーニは72ポイント差から79ポイント差、総合4位マルク・マルケスは77ポイント差から81ポイント差のギャップが広がった。

オーストラリアGP

2週間後にフィリップアイランド・サーキット第17戦オーストラリアGPが開催。翌週末にチャーン・インターナショナル・サーキット第18戦タイGP、翌々週末にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキット第19戦マレーシアGPが開催される。

RESULTS

 

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