第16戦日本GPの決勝レース(周回数17ラップ)は、10月6日現地時間11時00分からモビリティリゾートもてぎで行われ、3番グリッドのダビド・アロンソが中盤までグループ内で戦況を見ていたが、終盤に入るとタイトル獲得を目指し、アタックを仕掛ける決断を下すと、ポジションを1つずつ上げ、残り4ラップ、狙いすませたようにトップに飛び出すことに成功。一気に後続を引き離して3戦連続10度目の優勝を挙げ、コロンビア人ライダーとして初めてチャンピオンに輝いた。
DAVID ALONSO IS THE 2024 #Moto3 WORLD CHAMPION 🏆
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 6, 2024
With 4 races to go, he becomes the first-ever Colombian rider to win a title in the World Championship! 🇨🇴#BabyGOAT 🐐 | #JapaneseGP 🇯🇵 pic.twitter.com/fMWFIfl5Ea
気温23度、路面温度29度のドライコンディションの中、2番グリッドのコリン・ベイヤーは0.524秒差の2位。今季8度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは積極果敢にレースをリードして0.766秒差の3位に入り、2戦連続の表彰台。9番グリッドのダニエル・オルガドは4位。14番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは5位。
日本勢トップ10入り
5番グリッドの山中琉聖は1.389秒差の6位。17番グリッドの鈴木竜生は2.336秒差の7位。8番グリッドのダビド・ムニョスは8位。13番グリッドの古里太陽は3.953秒差の9位。11番グリッドのステファノ・ネパは10位。
ポールポジションのイバン・オルトラは、前に飛び出したダビド・アロンソを追いかけようとしたが、ペースについていけず、16ラップ目の10コーナーで転倒。最後まで走って16位で完走すれば、デビュー戦となった26番グリッドの若松怜は45.762秒差の20位。6番グリッドのジョエル・ケルソは6ラップ目の10コーナーで転倒した後21位。4番グリッドのアンヘル・ピケラスは6番手走行中の13ラップ目に転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのダビド・アロンソは25ポイントを加算。総合2位ダニエル・オルガドは97ポイント差から109ポイント差、総合3位イバン・オルトラは105ポイント差から112ポイント差、総合4位コリン・ベイヤーは105ポイント差から130ポイント差にギャップが広がったことから、4戦を残りしてチャンピオンが決定した。
RESULTS