第19戦マレーシアGPの公式予選は、11月2日現地時間10時50分からペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、フリープラクティス2で週末3度目の1番時計を刻んだプラクティス1番手のフランチェスコ・バグナイアが7ラップ目に1年前の2023年に自身が樹立したオールタイムラップレコード(1分57秒491)を1.154秒更新、今年2月に記録したオフィシャルテストベストタイム(1分56秒682)を0.345秒更新する1分56秒337を叩き出し、2戦連続5度目、プレミアクラスで28度目、キャリア通算30度目のポールポジションを奪取。
年間の予選最速者を決定するプライベートタイトル『BMW M Award』において、ポイントリーダーとのギャップを2ポイント差に接近。タイトルの行方は最終戦に持ち越された。
The fastest-ever lap around Sepang belongs to @PeccoBagnaia 🚀
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The World Champ storms to pole after smashing the all-time lap record! 💥#MalaysianGP 🇲🇾 pic.twitter.com/EAnSkYAt13
ホルヘ・マルティン2番手
気温29度、路面温度36度のドライコンディションの中、年間のポールポジション獲得数を争うプライベートタイトル『Pole to Poles』を第17戦オーストラリアGPで獲得したプラクティス2番手のホルヘ・マルティンは、1分57秒台を突破して0.216秒差の2番手。3戦連続13度目の1列目を確保すれば、プラクティス5番手のアレックス・マルケスは0.938秒差の3番手に入り、昨年11月の第19戦カタールGP以来今季初めて1列目を獲得。プラクティス7番手のフランコ・モルビデリは4番手。
プラクティス10番手のマルク・マルケスは0.964秒差の5番手。プラクティス3番手のエネア・バスティアニーニは、7ラップ目の15コーナーで今季13度目の転倒を喫して1.029秒差の6番手。ドゥカティ勢が1列目と2列目を独占。
Here's what happened to @Bestia23 late on!
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He'll have to fight hard from 6th! ⚔️#MalaysianGP 🇲🇾 pic.twitter.com/q7tbp3oH5M
ドゥカティ勢に続いたKTM
プラクティス9番手のジャック・ミラーは1.221秒差の7番手。ドゥカティ以外でトップタイムをマークすれば、プラクティス14番手のブラッド・ビンダーは公式予選1で2番手に入り、公式予選2は10番手まで挽回。
ヤマハの両雄3列目進出
フリープラクティス2で3番手に進出したプラクティス6番手のファビオ・クアルタラロは1.255秒差の8番手。プラクティス8番手のアレックス・リンスは9番手。
プラクティス13番手のヨハン・ザルコは公式予選1を1番手で通過した後、2戦連続4度目の公式予選2で1.634秒差の11番手。プラクティス4番手のマーベリック・ビニャーレスは1.709秒差の12番手。
公式予選1
フリープラクティス2で4番手だったプラクティス11番手のペドロ・アコスタは0.204秒差の3番手。0.039秒差で公式予選2への進出を逃せば、プラクティス12番手のマルコ・ベツェッキは0.234秒差の4番手。
プラクティス16番手のラウール・フェルナンデェスは5番手。プラクティス21番手のアンドレア・イアンノーネは7番手。フリープラクティス2で15番手だったプラクティス15番手の中上貴晶は0.665秒差の8番手だった。
ティソ・スプリント
周回数10ラップのショートレース、ティソ・スプリントは11月2日15時00分、日本時間16時00分スタート。
RESULTS