『#TheRematch』~バルセロナで最終戦決着

バレンシアのためのレースを約390㎞離れたバルセロナで開催、最大の焦点は最終戦までもつれ込んだホルヘ・マルティン対フランチェスコ・バグナイアのタイトル争い

最終戦ソリダリティGPは、今週末の11月15日から17日に今年5月に第6戦カタルーニャGPを開催したバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催。11月16日に公式予選とショートレースのティソ・スプリント、17日にシーズンファイナルとなる決勝レースが催行される。

#TheRematch

2週間前にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された前戦マレーシアGPで優勝と2位を獲得したポイントリーダーのホルヘ・マルティンは週末に32ポイントを加算。転倒と優勝を挙げた総合2位フランチェスコ・バグナイアは25ポイントを加えたが、2人のポイント差は17から24に拡大したことから、ホルヘ・マルティンが土曜日のティソ・スプリントで前戦の決勝レースに続き、2度目のマッチポイントを迎える。
第6戦カタルーニャGPでは、ホルヘ・マルティンが7番グリッドから4位と2位。フランチェスコ・バグナイアは2番グリッドからトップ走行中の転倒と優勝を挙げていた。

総合3位争い

総合3位マルク・マルケスと総合4位エネア・バスティアニーニのポイント差は11から1に接近。半年前に当地で開催された時は、マルク・マルケスが14番グリッドから2位と3位。エネア・バスティアニーニは11番グリッドから5位とショートカットが原因のペナルティが科せられて18位だった。

ラストレース

総合11位アレイシ・エスパルガロと総合19位中上貴晶は、フルエントリーライダーとして最後の週末を迎え、総合20位アウグスト・フェルナンデェスは来季の所属先が正式に決まっていないことから、暫定的にフルエントリーライダーとして最後のグランプリとなる。

総合8位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは、今月2日にイタリアで第11戦オーストリアGP脱臼した左肩の手術。代役はドゥカティのテストライダーを務めるミケーレ・ピロが指名され、総合15位ミゲール・オリベイラは第15戦インドネシアGPで右手首を骨折したことから復帰は回復次第。復帰する場合は、木曜日にメディカルチェックを受け、欠場する場合は、第16戦日本GPから代替を務めるテストライダー、ロレンソォ・サバドーリが実戦でのテストプログラムを継続する。

天気予報

月曜日の時点で、金曜日から日曜日まで最高気温19度、最低気温10度。週末を通じて、ドライコンディションが予報されている。

Moto2™

第18戦タイGPで小椋藍がチャンピオンに輝き、第19戦マレーシアGPでアロン・カネトが総合2位を獲得。総合3位争いはセルジオ・ガルシアフェルミン・アルデグエマヌエル・ゴンザレスアロンソ・ロペスチェレスティーノ・ヴィエッティの5人。第18戦タイGPで左手の第5中手骨を骨折したフェルミン・アルデグエの参戦は回復次第。新人王争いは、ディオゴ・モレイラセナ・アギウスデニス・オンジュの3人。

第16戦日本GPで右足首を骨折したダニエル・ムニョスと第17戦オーストラリアGPで右手舟状骨を骨折したジョー・ロバーツ、第19戦マレーシアGPで右手首と右足首を骨折した佐々木歩夢と左手の中手骨を骨折したジェリミー・アルコバの参戦は未定。

Moto3™

第16戦日本GPでチャンピオンに輝いたダビド・アロンソは、今年5月の第6戦カタルーニャGPで優勝を挙げたバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで年間の最多勝記録、年間の最多獲得ポイント記録、通算の優勝数、連続の優勝数をどこまで伸ばせるかに注目。総合2位争いは、ダニエル・オルガドコリン・ベイヤーイバン・オルトラの3人。前戦で上腕骨を骨折したジョエル・エステバンの参戦は未定。

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