最終戦ソリダリティGPのティソ・スプリント(周回数12ラップ)は、11月16日現地時間15時00分からバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアがスタート直後の1コーナー手前でポジションを2つ落としたが、3コーナーでトップに返り咲くと、4ラップ目にはアドバンテージを1秒差に広げて今季7勝目。タイトル争いの行方は明日の決勝レースに持ち越された。
Brilliance from @PeccoBagnaia in Barcelona! 🥇
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 16, 2024
The reigning World Champ keeps the title fight alive after a sensational #TissotSprint win! 👊#SolidarityGP 🏁 | #RacingForValencia pic.twitter.com/VhxQHKQsHF
ホルヘ・マルティン16度目の表彰台
気温19度、路面温度20度のドライコンディションの中、4番グリッドのホルヘ・マルティンは8番グリッドからホールショットを決めたエネア・バスティアニーニとの2位争いを展開。3ラップ目、4ラップ目、5ラップに抜き合い、最終ラップの5コーナーで追い越されたことから1.270秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、4戦連続16度目の表彰台を獲得。
エネア・バスティアニーニは0.942秒差の2位。7戦連続8度目の表彰台を獲得すれば、総合3位を争うライバル、3番グリッドのマルク・マルケスは1ラップ目7番手に後退して5.303秒差の7位。
2番グリッドのアレイシ・エスパルガロは1.857秒差の4位。11番グリッドのアレックス・マルケスは5位。5番グリッドのフランコ・モルビデリは6位。9番グリッドのマルコ・ベツェッキは8位。18番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目12番手に浮上し、最終ラップに1人を抜いてポイント圏内の9位。
10番グリッドのファビオ・クアルタラロは10位。0.364秒差でポイント圏内の進出を逃し、12番グリッドのヨハン・ザルコは11位。7番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは12位。20番グリッドの中上貴晶は17.017秒差の17位。
6番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目の3コーナーでマルク・マルケスと接触して最後尾に後退した後、カウルが破損したことからリタイア。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは7ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは12ポイントを稼ぎ、24ポイント差から19ポイント差に接近した。
決勝レース
周回数24ラップの決勝レースは、11月17日現地時間14時00分、日本時間22時00分スタート。