プリマ・プラマック・レーシングのホルヘ・マルティンは、最終戦ソリダリティGPのティソ・スプリントで3位。4戦連続16度目の表彰台を獲得して7ポイントを加算すれば、総合2位フランチェスコ・バグナイアは優勝、今季7勝目を挙げて12ポイントを稼ぎ、2人のギャップは24ポイント差から19ポイント差に接近。
75周年を記念するシーズンのファイナルレースでホルヘ・マルティンは、総合ポイントが並んだ場合、決勝レースの優勝数が考慮されることから、7ポイント以上を稼げば、フランチェスコ・バグナイアがたとえ年間11勝目となる優勝を挙げたとしても逆転が不可能となり、参戦4年目のプレミアクラスで初タイトル、キャリア10年目で通算2度目のタイトルを獲得。
チャンピオンシップのレジェンド、バレンティーノ・ロッシがプレミアクラス2年目にタイトルを獲得した2001年以来となるサテライトチームからのチャンピオン誕生、スペイン人として、アレックス・クリビーレ、ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケス、ジョアン・ミルに続き5人目のチャンピオンになる条件は次の通り。
・9位以内
・14位以内でフランチェスコ・バグナイアが優勝できず2位以下の場合
・フランチェスコ・バグナイアが3位以下の場合
シーズンファイナルレースの最終戦ソリダリティGP決勝レースは、開催地時間14時00分、日本時間22時00分スタート。