アウグスト・フェルナンデェスがテストライダーに就任

ヤマハが開発プログラムを強化するため、カル・クラッチローとアウグスト・フェルナンデェスの2人体制を結成

ヤマハ発動機ヤマハモーターレーシングは、12月17日に元中量級王者で2年間プレミアクラスにレギュラー参戦していたアウグスト・フェルナンデェスがテストライダーとして、ヤマハファクトリーレーシングのテストチームプログラムに参加することを発表。

来年1月31日から2月2日にマレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるシェイクダウンテストからヤマハ機『YZR-M1』に乗り始め、オフィシャルテスト、プライベートテスト、ワイルドカードとしてグランプリに参加し、バイク開発プログラムを支援することになった。

リン・ジャービス(マネージングディレクター)

「我々はカル・クラッチローと共に2人目のテストライダーとしてアウグスト・フェルナンデェスと契約を締結しました。カルは残念ながら2024年のテスト任務を全て果たすことができず、2025年に必要な全ての活動を完了するために2人目のライダーを採用する必要があることは明らかでした。」

Augusto Fernández, Yamaha Factory Racing MotoGP Test Team
Augusto Fernández, Yamaha Factory Racing MotoGP Test Team

「我々はアウグストがテストチームと『YZR-M1』の両方に適していると考えます。彼は若く、スピードがあり、カルと一緒にテストを行い、フルタイムのテストライダーに必要な特別な方法論を学ぶことができます。現在のパフォーマンスランキングにより、テストプログラムの最大限度を最大限に活用でき、テストに加えて、最大6回のワイルドカードに参加する考えがあり、モンスターエナジー・ヤマハまたはプリマ・プラマック・ヤマハのライダーのいずれかが2025年のレースに参加できない場合に備えて、アウグストが代わりのライダーになる予定です。」

「多くのライディングの機会があれば、アウグストは集中的なテスト義務を果たしながらレーススピードを維持できるはずです。彼は既にオフトラックで我々と一緒に働き始めており、最初の本格的なテスト参加は2025年1月末のシェイクダウンテストになります。その間、我々は腕の問題に見舞われたカルの体調が改善していることを注意深く見守り、できるだけ早く戻ってテスト任務を再開できることを願っています。」

アウグスト・フェルナンデェス

「2025年にヤマハのテストライダーに加わることができ、とても嬉しく、とても興奮している。ヤマハファミリーの一員になれたことは大きな名誉であり、実現に尽力してくれた全ての人に感謝したい。この素晴らしい新しいプロジェクトで、ヤマハが本来あるべき姿に戻れるよう全力を尽くし、一緒に旅を始めるのが待ち切れない!」


リイマジンド

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