チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが世界展開する『Road to MotoGP™』のプログラムの1つであり、オーストリアの飲料水メーカーであるレッドブルとオーストリアのバイクメーカーであるKTMの協力を得て開催する『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、12月20日に開催19年目となる2025年シーズンにレギュラー参戦するエントリーリストを発表。世界19ヶ国から26人を選出した。
継続参戦
2024年シーズンに最終戦までタイトル争いを繰り広げて総合2位を獲得したブリアン・ウリアルテ(スペイン)をはじめ、総合6位ハキム・ダニッシュ(マレーシア)、総合7位マルコ・モレリ(アルゼンチン)、総合8位ヴェータ・プラタマ(インドネシア)、総合10位カーター・トンプソン(オーストラリア)、総合11位クリスチャン・ダニエル(アメリカ)、総合12位ジュリオ・プリエーゼ(イタリア)ら13人が継続。
新規参戦
9月23日から3日間、スペイン南部のグアディクス郊外に位置するサーキットで開催された選考会から『Europian Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』で総合4位を獲得したダビド・ゴンザレス(スペイン)、総合7位ベニャト・フェルナンデス(スペイン)、総合9位ケルマン・ティネス(ベネズエラ)、総合15位ルカ・アゴスティネッリ(ベトナム)、総合21位ヤロスラブ・カルプシニ(キルギスタン)ら合格した8人を選出。スペイン出身の15歳、アレハンドラ・フェルナンデェス・ガルシアは史上4人目となる女性ライダー。
ドルナスポーツ選出
『Road to MotoGP™』のプログラムである『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』からチャンピオンの三谷然(みたにぜん)と総合4位キアンドラ・ラマディパ(インドネシア)、『R&G British Talent Cup(ブリティッシュ・タレント・カップ)』と『Northern Talent Cup(ノーザン・タレント・カップ)』からチャンピオンのルーカス・ブラウン(イギリス)とユリエン・ファン・クルグテン(オランダ)の4人を抜擢。
さらに、イデミツ・アジア・タレント・カップで総合6位に進出したキアティサック・シンハポン(タイ)もエントリーリストに名前が掲載された。
エントリーリスト
ブリアン・ウリアルテ(スペイン/総合2位)
ハキム・ダニッシュ(マレーシア/総合6位)
マルコ・モレリ(アルゼンチン/総合7位)
ヴェータ・プラタマ(インドネシア/総合8位)
カーター・トンプソン(オーストラリア/総合10位)
クリスチャン・ダニエル(アメリカ/総合11位)
ジュリオ・プリエーゼ(イタリア/総合12位)
ギエム・プランケス(フランス/総合15位)
レオ・ランマーシュトルファー(オーストリア/総合17位)
クゴポツォ・モノヤネ(南アフリカ/総合20位)
ジョエル・ポンス(スペイン/総合23位)
サリバン・マウンジー(イギリス/総合25位)
レノックス・ポンマラ(スイス/総合26位)
ベニャト・フェルナンデス(スペイン/選考会)
ダヴィッド・ダ・コスタ(フランス/選考会)
ヤロスラブ・カルプシニ(キルギスタン/選考会)
ダビド・ゴンザレス(スペイン/選考会)
ケルマン・ティネス(ベネズエラ/選考会)
ガブリエル・テシーニ(サンマリノ/選考会)
ルカ・アゴスティネッリ(ベトナム/選考会)
アレハンドラ・フェルナンデェス・ガルシア(スペイン/選考会)
三谷然(日本/イデミツ・アジア・タレント・カップ)
キアンドラ・ラマディパ(インドネシア/イデミツ・アジア・タレント・カップ)
キアティサック・シンハポン(タイ/イデミツ・アジア・タレント・カップ)
ルーカス・ブラウン(イギリス/ブリティッシュ・タレント・カップ)
ユリエン・ファン・クルグテン(オランダ/ノーザン・タレント・カップ)
『Moto3™』昇格
レッドブル・ルーキーズ・カップから世界舞台に羽ばたくのは、チャンピオンのアルバロ・カルペ(スペイン)、総合3位バレンティン・ペローネ(アルゼンチン)、総合4位マキシモ・キレス(スペイン)、総合9位ルケ・モードレー(南アフリカ)、総合13位グイド・ピニ(イタリア)の5人。
暫定開催日程
選出された26人は、3月下旬に開幕戦ヘレス大会の開催地であるヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトに集結。3月26日から28日にテストを実施し、1ヶ月後の4月26日から27日にオープニングレースに向けて準備取り組む。