開幕戦タイGPのプラクティスは、2月28日現地時間15時00分からチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、シーズン最初のセッションとなったフリープラクティス1で7番手だったアレックス・マルケスが最後のタイムアタックとなった23ラップ目にトップタイムをマークした。
対照的なシーズン初日
気温33度、路面温度47度のドライコンディションの中、シーズン最初のセッションで1番手発進を決めたマルク・マルケスは、25ラップ目に参加者唯一の1分28秒台を刻んだが、転倒による黄旗が提示されたことから、ベストラップがキャンセルされて、26ラップ目に記録したタイムで0.052秒差の2番手。2番手発進のフランコ・モルビデリは0.286秒差の5番手。
午前のセッションで10番手だったフランチェスコ・バグナイアは、タイムアタック中の5コーナーで低速走行していたフランコ・モルビデリに遭遇したこともあり、0.691秒差の13番手。2023年11月の最終戦バレンシアGP以来となる公式予選1に出走することになり、ファビオ・ディ・ジャンアントニオは15番手。
❌ @PeccoBagnaia is OUT of the top 10!
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) February 28, 2025
And he's NOT HAPPY with Franky!#ThaiGP 🇹🇭 pic.twitter.com/foIYwCb1Kr
ペドロ・アコスタ3番手
フリープラクティス1でロングランを実行して16番手だったペドロ・アコスタは0.247秒差の3番手。マーベリック・ビニャーレスは11番手。0.073秒差で公式予選2への直接進出を逃し、ブラッド・ビンダーは12番手。エネア・バスティアニーニは19番手。
ドゥカティ勢に対抗するアプリリア勢
午前5番手のマルコ・ベツェッキは、21ラップ目の3コーナーで転倒を喫したが0.247秒差の4番手。午前21番手のラウール・フェルナンデェスは0.442秒差の7番手に浮上。ホルヘ・マルティンの負傷代役として参戦するロレンソォ・サバドーリは、実戦を利用してテストプログラムに取り組んで22番手。
2023年インドGP以来
午前13番手のジョアン・ミルは0.378秒差の6番手。2023年9月の第13戦インドGP以来となる公式予選2に進出すれば、ヨハン・ザルコは0.588秒差の10番手。ホンダ2台が公式予選2に進出したのは2023年の第13戦インドGP以来。ルカ・マリーニは16番手。
一人気を吐く8番手
3番手発進のファビオ・クアルタラロは0.465秒差の8番手。午前のセッションで3人がトップ10入りしたヤマハだったが、クアルタラロだけが公式予選2を確保。ジャック・ミラーは5ラップ目の12コーナーで転倒を喫して14番手。アレックス・リンスは17番手。ミゲール・オリベイラは18番手。
小椋藍、公式予選2へ
午前のセッションで6番手発進を決めた小椋藍は、トップタイムから0.577秒差、マルコ・ベツェッキから0.330秒差の9番手。公式予選2への直接進出を確保すれば、フェルミン・アルデグエルは1.249秒差の20番手。ソムキアット・チャントラは1.266秒差の21番手だった。
公式予選&ティソ・スプリント
3月1日の公式予選1と公式予選2は現地時間10時50分(日本時間12時50分)、13ラップのティソ・スプリントは15時00分(17時00分)開始。
RESULTS