第2戦アルゼンチンGPのフリープラクティス1は、3月28日現地時間10時45分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、2週間前の第2戦アルゼンチンGPで2021年5月の第4戦スペインGP以来4年ぶり今季初表彰台を獲得した総合4位フランコ・モルビデリが2度のランで16ラップを周回して今季3度目のトップタイムをマークした。
ポイントリーダー今季初転倒
気温17度、路面温度20度。天気予報通りに雨が降ったウェットコンディションの中、開幕戦タイGPから2戦連続のダブルウィンを達成した総合1位マルク・マルケスは6ラップ目の2コーナーで今季初転倒を喫したが、12ラップを周回して0.249秒差の3番手。
総合3位フランチェスコ・バグナイアは16ラップを周回して0.759秒差の6番手。総合2位アレックス・マルケスは13ラップを周回して0.783秒差の7番手。総合18位フェルミン・アルデグエルは13番手。総合6位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは16番手。
ジャック・ミラー2番手発進
ヤマハ勢の最高位となる総合13位に進出するジャック・ミラーは、2度のランで15ラップを周回して0.083秒差の2番手。前戦で左胸鎖関節を脱臼、靭帯を損傷したミゲール・オリベイラの負傷代役として招集されたテストライダーのアウグスト・フェルナンデェスは1.617秒差の10番手。総合15位ファビオ・クアルタラロは14番手。総合16位アレックス・リンスは18番手。
ヨハン・ザルコ4番手進出
総合5位ヨハン・ザルコは、2度のランで14ラップを周回して0.307秒差の4番手。総合11位ジョアン・ミルは1.726秒差の11番手。総合12位ルカ・マリーニは最多17ラップを周回して12番手。ソムキアット・チャントラは20番手。
KTM勢好発進
1年前にプレミアクラスのベストリザルトとなる2位を獲得した総合10位ペドロ・アコスタは、16ラップを周回して0.744秒差の5番手。1年前にダブルウィンを達成した総合17位マーベリック・ビニャーレスは0.952秒差の8番手。総合7位ブラッド・ビンダーは1.107秒差の9番手。ウェットコンディションの中で3台がトップ10入りすれば、総合14位エネア・バスティアニーニは15番手。
チャンピオン合流
3戦連続の負傷欠場となるホルヘ・マルティンは、週末のチームワークを理解する目的でチームに合流。総合8位小椋藍、総合9位マルコ・ベツェッキ、総合20位ラウール・フェルナンデェスが使用するアプリリア機に技術的問題が発生したことから他のライダーたちよりも周回数が少なかっただけでなく、ファクトリーチームにアプリリア・レーシングに所属するイタリア人ライダーは5コーナーで今季4度目の転倒。さらに、バイクを3度乗り換えることを強いられ、9ラップを周回して3.151秒差の19番手。
When it rains, it pours 💔 Bez' horrific morning continues with a highside at T5, but he's back on his feet! #AmericasGP 🇺🇸 pic.twitter.com/8WfAtiGDFA
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) March 28, 2025
トラックハウス・レーシングのラウール・フェルナンデェスは、4度のランで13ラップを周回して2.914秒差の17番手。小椋藍は5度のランで11ラップを周回して8.902秒差の22番手。ホルヘ・マルティンの負傷代役として招集されたテストライダーのロレンソォ・サバドーリは2度のランで15ラップを周回して21番手だった。
トラック再舗装
サーキット・オブ・ジ・アメリカズは第3戦アメリカズGPの開催に向け、19コーナーの出口から2コーナーの出口まで、9コーナーの出口から12コーナーの出口までを再舗装。
プラクティス
3月29日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間03時00分)開始。
RESULTS