マルク・マルケスがティソ・スプリント3連勝

ドゥカティ・レノボ・チームの両雄が1ラップ目にスペクタクルなバトルを展開、小椋藍がポイント圏内に進出

第3戦アメリカズGPティソ・スプリント(周回数10ラップ)は、3月29日現地時間15時00分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがチームメイト、フランチェスコ・バグナイアとの間で1ラップ目の1コーナーから激しいトップ争いを繰り広げ、17コーナーにはハイサイドから飛ばされそうになったが、最終コーナーをトップで立ち上がると、2ラップ目にファステストラップを叩き出してレースの主導権を握り、開幕戦タイGPから3戦連続の優勝。12ポイントを加算した。

アレックス・マルケス3戦連続2位

気温28度、路面温度46度のドライコンディションの中、3番グリッドのアレックス・マルケスはマルク・マルケスを追走して0.795秒差の2位。開幕戦から3戦連続の2位を獲得すれば、6番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは5人を抜いてホールショットを決め、2コーナー、3コーナー、8コーナー、17コーナー、最終コーナーでトップ争いを繰り広げ、1.918秒差の3位を獲得。

2番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは1ラップ目7番手まで後退したが4位まで挽回。5番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。ドゥカティ勢がトップ5を独占した。

ドゥカティ勢対ファビオ・クアルタラロ

11番グリッドのファビオ・クアルタラロは1ラップ目に7人を抜いて4番手に浮上。ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームの2人とバトルを展開して10.676秒差の6位に入り、今季の最高位に進出。

Fabio Quartararo, Franco Morbidelli, Red Bull Grand Prix of the Americas
Fabio Quartararo, Franco Morbidelli, Red Bull Grand Prix of the Americas

4番グリッドのペドロ・アコスタはKTM勢の最高位となる7位。7番グリッドのルカ・マリーニは1ラップ目10番手に後退したが、ホンダ勢の最高位となる8位、2023年11月の第19戦マレーシアGP以来となるポイント圏内に進出。

2度目のポイント圏内

18番グリッドの小椋藍は1ラップ目14番手、3ラップ目13番手、5ラップ目12番手、7ラップ目11番手、8ラップ目10番手に浮上。最終ラップ目に9番グリッドのブラッド・ビンダーを抜き、アプリリア勢の最高位となる13.752秒差の9位。13番グリッドのマルコ・ベツェッキは14.548秒差の10位。

8番グリッドのジョアン・ミルは7番手走行中の5ラップ目に今季4度目の転倒。10番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは8番手を走行していたが、5ラップ目にペースが落ち、7ラップ目にリタイアした。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは総合2位アレックス・マルケスに対して、アドバンテージを19ポイント差に拡大。総合3位フランチェスコ・バグナイアには36ポイント差。総合8位小椋藍は1ポイント加算した。

決勝レース

シーズン3戦目の決勝レース(周回数20ラップ)は、3月30日14時00分(日本時間3月31日04時00分)スタート。

RESULTS

 

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