世界で最もエキサイティングなスポーツ『MotoGP™』は、今週末から12週間で2連戦、2連戦、3連戦、2連戦の9戦を開催。オーバーシーズ直前の2連戦、第14戦サンマリノ&リミニ・リビエラGP、第15戦オーストリアGP、そしてタイヤテストの開催が予定され、まさに短期決戦が始まる。
残り9戦、333ポイント差のタイトル争い
第13戦アラゴンGPで連続5位に進出したポイントリーダーのホルヘ・マルティンを軸に連続優勝を挙げた総合2位マルク・マルケス、連続3位を獲得したマルコ・ベッツェッキが挑戦。
トップ3にファビオ・ディ・ジャンアントニオ、小椋藍、ペドロ・アコスタ、ラウール・フェルナンデェスがどう絡むのか、フランチェスコ・バグナイアとアレックス・マルケスがタイトル争いを引っ掛け回す存在となるのかが注目。
タイトな中低速コーナーが多く、ストレートが短いテクニカルなレイアウトが特徴の右回りトラックはコーナリングスピードとストップ&ゴーの性能が重視され、1年前はマルコ・ベッツェッキがポールポジションからティソ・スプリントで優勝、グランプリレースで2位を獲得。マルク・マルケスは4番グリッドからショートレースで転倒を喫したが、ロングレースでは2015年、2017年、2019年、2021年(エミリア・ロマーニャGP)、2015年に続き2年連続6度目の優勝。
ホルヘ・マルティンは11番グリッドから8位と13位だったが、2023年はポールポジションから連続優勝を挙げていた。
トレーニングアクシデントが原因で左手の親指付近を骨折したことからスペイン・バルセロナ市内の大学病院で手術を受け、第13戦アラゴンGPを欠場した小椋藍はリハビリのためにバルセロナに滞在。火曜日に回復具合を確認する診察を受け、その結果次第で、開催前日にメディカルチェックを受ける。
天気予報
月曜日の時点で、木曜日の朝から金曜日の午前中いっぱいまで雨。土曜日も午前中に雨が予報されているが、午後は最高気温24度の晴れ。日曜日は最高気温26度の晴れが見込まれている。
Moto2™
残り9戦225ポイントのタイトル争いは、開幕戦タイGPからマヌエル・ゴンザレスがポイントリーダーとしてチャンピオンシップの主導権を握るが、今季6度目の表彰台を獲得した総合2位イサン・グエバラが32.5ポイント差に接近。
残り9戦は2人の一騎打ちとなるか、それとも、総合3位セナ・アギウス、総合4位イバン・オルトラ、総合5位ダニエル・オルガド、総合6位ダビド・アロンソが2連戦で50ポイント差以内まで接近できるかどうか焦点。
注目は昨年地元で優勝を挙げたチェレスティーノ・ヴィエッティと前戦アラゴンGPで903日ぶりに優勝を挙げたアロンソ・ロペス。
Moto3™
ポイントリーダーのマキシモ・キレスは後半戦の初戦、第12戦イギリスGPの公式予選で転倒した際に右鎖骨を骨折したが第13戦アラゴンGPでシーズン7勝目を達成。2012年に『125cc』から『Moto3™』に移行して以降、14勝ダビド・アロンソ(2024)、10勝ホセ・アントニオ・ルエダ(2025)、10勝ジョアン・ミル(2017)に続き、ルイス・サロン(2013)、ブラッド・ビンダー(2016)、ホルヘ・マルティン(2018)、イサン・グエバラ(2022)に並び、アレックス・リンス(2013)、ジャック・ミラー(2014)、ダニ・ケント(2015)、ミゲール・オリベイラ(2015)、ペドロ・アコスタ(2021)の優勝数を超えたことから、軽量級史上13人目、『Moto3™』史上3人目となる8勝目を挙げられるかに注目。
当然、最も関心が高いタイトル争いは、マキシモ・キレスは総合2位アルバロ・カルペに対して97ポイント差、総合3位ダビド・アルマンサには4戦で逆転が不可能な102ポイント差までアドバンテージを拡大。1年前に2位を獲得したトラックでポイント差をさらに拡大するか、それとも、ライバルが優勝を挙げられるか注目が集まる。