最終ラップの最終コーナーでドラマ

総合1位ホセ・アントニオ・ルエダが今季4勝目を挙げれば、総合2位アンヘル・ピケラスが転倒、古里太陽6位、山中琉聖転倒

第6戦フランスGP決勝レース(周回数20ラップ)は、5月11日現地時間11時00分からルマンのブガッティ・サーキットで行われ、8番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダがスタートからトップグループに位置し、3番手で迎えた最終ラップの最終コーナーで逆転。2戦連続4勝目を挙げた。

気温17度、路面温度18度のドライコンディションの中、3番グリッドのジョエル・ケルソは1ラップ目トップに立ち、積極的にレースをリード。参戦66戦目での初優勝を狙ったが、最終ラップの最終コーナーで2番手を走っていた6番グリッドのダビド・ムニョスがイン側から進入した際に接触して2人がコースアウト。

スチュワードパネルは0.124秒差の2番手でゴールしたダビド・ムニョスに対して、ポジションを1つ降格するペナルティを科して3位。昨年9月の第15戦インドネシアGP以来今季初の表彰台を獲得すれば、0.636秒差の3番手だったジョエル・ケルソは自己最高位タイの2位、2戦連続3度目の表彰台を獲得。

13番グリッドのアルバロ・カルペは単独走行で3.788秒差の4位。9番グリッドのダビド・アルマンサは5位争いのグループに競り勝って自己最高位の5位。

11番グリッドの古里太陽は6.343秒差の6位。ポールポジションのマキシモ・キレス、5番グリッドのアドリアン・フェルナンデェス、16番グリッドのルカ・ルネッタ、7番グリッドのバレンティン・ペローネがトップ10入り。

2番グリッドのグイド・ピニは、4番手走行中の14ラップ目8コーナーで今季6度目の転倒を喫した後、19番手に後退して17位。22番グリッドのリッカルド・ロッシは、プラクティスで他車の走行に影響を与えた低速走行によりロングラップペナルティが科せられて18位。

4番グリッドのアンヘル・ピケラスは、5番手走行中の7ラップ目10コーナーで週末2度目、今季6度目の転倒。12番グリッドの山中琉聖は、2ラップ目6コーナーで今季3度目の転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホセ・アントニオ・ルエダは25ポイントを加算。総合2位アンヘル・ピケラスは今季初めて0ポイントに終わり、ギャップが4ポイント差から29ポイント差に拡大。総合3位ジョエル・ケルソは39ポイント差。総合5位古里太陽は58ポイント差。総合8位山中琉聖は82ポイント差の総合9位に後退した。

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