アメリカのフィットネスとボディビルディングの専門雑誌『Muscle & Fitness(マッスル&フィットネス)』は、モンスターエナジー・ヤマハに所属するファビオ・クアルタラロのインタビューを紹介。レースに参戦し始めてからの経歴と『MotoGP™』に要求されるフィジカルトレーニングについて語った。
「父親がレースをしていて、僕も4歳の頃からレースを始めた。最初はただ遊んでいただけだったけど、少しずつ好きになり、レースへの情熱が沸いてきた。世界のトップライダーたちが皆、スペイン選手権で成功を収めていた。当時(チャンピオンになった14歳の頃)、『よし、僕には自分が目指す場所、世界選手権に行ける可能性がある』と思った。」
「ジムでは基本的に誰もが上半身を鍛えていて、有酸素運動で脚を鍛えるんだ。本当に特別なトレーニング。そんなに体重を増やす必要はないから、できるだけ軽い重量で強くなることが目標。」
「トラックによって左に大きく曲がるところがあるから、上腕三頭筋と上半身の強化が必要。だけど、体幹と上腕三頭筋は、どのトラックに対しても重点的に鍛えなければいけないところ。」
規律と楽しみのバランスがとれた食事
「週ごとにスケジュールをきちんと決めている。厳しいトレーニングがあったら、栄養士がリカバリーに必要な食事を正確に教えてくれる。血液検査から得られる情報も、摂取すべきサプリメントを決めるのに役立つ。」
「時々アイスクリームを食べることを許してくれる。栄養士は自由を与えてくれ、それは精神的に良いから。リラックスでき、常に100%の力を発揮しなくてもいい。」
Muscle & Fitness