『FIM JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』は、5月30日から6月1日にスペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで第2戦ヘレス大会を開催。4つのカテゴリー、『JuniorGP™ World Championship(ジュニアGP™世界選手権)』、『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ)』、『Stock European Championship(ストック欧州選手権)』が実施された。
ジュニアGP™世界選手権
レース1は4週間前にエストリル・サーキットで開催された開幕戦エストリル大会で優勝を挙げたブライアン・ウリアルテ(スペイン)がポールポジションから5人のグループ争いを引っ張って優勝。2番グリッドのリコ・サルメラ(フィンランド)は0.072秒差の2位。4番グリッドのヘスス・リオス(スペイン)は0.151秒差の3位。
レース2はフィニッシュラインまで4人が激しく優勝争いを繰り広げたが、ブライアン・ウリアルテがシーズン3勝目。ヘスス・リオスは0.093秒差の2位。リコ・サルメラは0.286秒差の3位。
開幕戦で4位だったレオナルド・ザンニ(イタリア)は3番グリッドから優勝争いを繰り広げて連続4位。幕戦で初の表彰台となる自己最高位の2位を獲得したハキム・ダニッシュ(マレーシア)は13番グリッドから9位と5位。
デビューレースで8位だった三谷然は15番グリッドから22.810秒差の14位と15.898秒差の11位。内海孝太郎は20番グリッドから連続22位だった。
Moto2™欧州選手権
開幕戦エストリル大会で優勝と2位を獲得したウナイ・オラードレ(スペイン)が2番グリッドから今季2勝目。開幕戦で連続表彰台を獲得したフランチェスコ・モンジャルド(イタリア)が10位だったことから、ギャップが28ポイント差に拡大した。
ヨーロピアン・タレント・カップ
レース1は開幕戦エストリル大会で連続4位に進出したアルバロ・ルーカス(スペイン)が初優勝。レース2は開幕戦で連続表彰台、レース1で3位だったアレイシ・ロンガレラ(スペイン)が初優勝を挙げて総合1位に浮上すれば、昨年タイトルを獲得し、開幕戦のレース2で優勝を挙げたカルロス・カノ(スペイン)は6位と2位で22ポイント差の総合2位に後退した。
次戦マニクール大会
5週間後の7月4日から6日にフランス中部に位置するマニクール・サーキットで初開催。