欧州委員会がリバティメディアによる買収を承認

欧州委員会の承認が買収の最終条件であり、地球上で最もエキサイティングなスポーツの新たなエピソードが幕開けする

リバティメディアコーポレーションは、6月23日に欧州委員会から『MotoGP™』の権利保有者であるドルナスポーツの買収完了に関する無条件承認を取得。買収は2025年7月3日までに完了する見込みで、『MotoGP™』の新たな時代への扉が開くことになる。

MotoGP™』は記録的な観客動員数、新たな開催地の開拓、そして増加する観客数など、地球上で最もエキサイティングなスポーツのポテンシャルを最大限に引き出すべく進化を継続。リバティメディアは、その専門知識を活かし、『MotoGP™』のファンベースをさらに拡大し、世界規模で、そして商業的にも『MotoGP™』を成長させていく。

デレク・チャン(リバティメディア社長兼最高経営責任)

「本日、欧州委員会による承認はリバティメディアよる『MotoGP™』買収完了の最終条件となります。カルメロ・エスペレータと彼の優秀な経営陣とのパートナーシップを正式に開始できることを大変嬉しく思います。『MotoGP™』は晴らしいレース、熱狂的なファンベース、そして強力なキャッシュフローを備えた、非常に魅力的なプレミアムスポーツ資産です。このスポーツとブランドには大きな成長の可能性があると信じており、コアファンベースとの繋がりを深め、より幅広いグローバルオーディエンスへと展開を通じて、その可能性を実現していきたいと考えています。」

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)

「欧州委員会が本取引を承認したことを大変嬉しく思います。これは『MotoGP™』の将来がさらに明るくなることを裏付ける重要な節目です。『MotoGP™』は地球上で最もスリリングなスポーツの1つであり、我々はこのスポーツの成長を加速させ、世界中のより多くのファンに届けられることを楽しみにしています。リバティメディアは『MotoGP™』コミュニティ全体にとって最高のパートナーであり、ファン、商業パートナー、そしてレースに参加する全ての関係者にとって、さらに大きな価値を提供できることを大変嬉しく思います。」

リバティメディアは『MotoGP™』の権利保有者であるドルナスポーツの株式の84%を取得し、『MotoGP™』の経営陣は事業の16%を保有。1998年からドルナスポーツの最高経営責任者であるカルメロ・エスペレータは、経営陣とともに引き続き『MotoGP™』を運営する。

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