第11戦ドイツGPのプラクティスは、7月11日現地時間15時00分からザクセンリンクで行われ、週末最初のセッション、フリープラクティス1で6番手だったファビオ・ディ・ジャンアントニオが26ラップを周回。2度のタイムアタックを実行して、25ラップ目に1年前の2024年にホルヘ・マルティンが公式予選2で樹立したオールタイムラップレコード(1分19秒423)を0.352秒更新する1分19秒071を刻み、第8戦アラゴンGPの公式予選1以来今季2度目のトップタイムをマークした。
New all time lap record ☑️
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 11, 2025
P1 in Practice ☑️
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怪我を考慮した戦略で2番手
気温22度、路面温度が32度のドライコンディションの中、フリープラクティス1で14番手だったアレックス・マルケスは27ラップを周回。怪我を負う左手の負担を考慮し、公式予選1の出走を回避するために3度のタイムアタックに試みると0.337秒差の2番手に浮上。
マルク・マルケス3番手
初日午前のフリープラクティス1で1番手発進を決めたマルク・マルケスは29ラップを周回。タイムアタックは1度だけだったが、0.390秒差の3番手に入り、フリープラクティス1で16番手のフランコ・モルビデリは0.521秒差の6番手に浮上。
フリープラクティス1で9番手のフランチェスコ・バグナイアは0.627秒差の9番手を維持。フリープラクティス1で12番手のフェルミン・アルデグエルは16ラップ目の1コーナーと25ラップ目の13コーナーで連続転倒を喫して16番手に後退。
ヤマハ2台公式予選2直接進出
フリープラクティス1で8番手だったファビオ・クアルタラロは最多30ラップを周回。2度のタイムで0.453秒差の4番手に進出すれば、フリープラクティス1で2番手のジャック・ミラーは0.566秒差の8番手に入り、公式予選2を確保。フリープラクティス1で10番手のミゲール・オリベイラは17番手。フリープラクティス1で18番手のアレックス・リンスは19番手。
KTM2台も公式予選2直接進出
フリープラクティス1で13番手のペドロ・アコスタは27ラップを周回して0.489秒差の5番手に躍進。フリープラクティス1で11番手のブラッド・ビンダーは0.662秒差の10番手。第8戦アラゴンGP以来今季2度目となる公式予選2への直接進出を確保すれば、フリープラクティス1で5番手のマーベリック・ビニャーレスは0.709秒差の11番手。0.047秒差で公式予選2への直接進出を逃した。
転倒後に7番時計
フリープラクティス1で3番手に進出したマルコ・ベツェッキは6ラップ目の13コーナーで今季8度目の転倒を喫したが、0.524秒差の7番手。
フリープラクティス1で19番手だった小椋藍は、29ラップを周回して0.933秒差の13番手。フリープラクティス1で15番手のラウール・フェルナンデェスは14番手。フリープラクティス1で20番手のロレンソォ・サバドーリは20番手。
フリープラクティス1で4番手のヨハン・ザルコは26ラップ目のコーナーで週末2度目、今季13度目の転倒を喫して0.893秒差の12番手。フリープラクティス1で7番手のジョアン・ミルは15番手。フリープラクティス1で17番手のルカ・マリーニは18番手。
公式予選&ティソ・スプリント
7月12日の公式予選1と公式予選2は現地時間10時50分(日本時間17時50分)、15ラップのティソ・スプリントは15時00分(22時00分)スタート。
RESULTS