第14戦ハンガリーGPのフリープラクティス1は、8月22日現地時間10時45分からバラトンパーク・サーキットで行われ、先週末の第13戦オーストリアGPで第8戦アラゴンGPから6戦連続9度目のダブルウィンを達成したポイントリーダーのマルク・マルケスが3度のランでリアタイヤを交換せず22ラップを周回。
20ラップ目に1ヶ月前の7月25日から27日に当地で初開催されたスーパーバイク世界選手権でトプラク・ラズガットリオグルが公式予選にあたるティソ・スーパーポールで記録したポールポジションタイム、週末の最速タイム(1分38秒357)を上回る1分37秒956を記録。セクター1、2、4で最速タイムを刻み、今季39度目の1番時計、第10戦オランダGPから5戦連続11度目の1番手発進を決めた。
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負傷代役2番手
気温21度、路面温度27度のドライコンディションの中、総合13位マーベリック・ビニャーレスの負傷代役として招集されたKTMのテストライダー、ポル・エスパルガロは2ヶ月前の6月26日に当地で開催されたプライベートテストに参加した経験を活かし、3度のランで21ラップを周回して0.277秒差の2番手に進出。
総合7位ペドロ・アコスタは3度のランで21ラップを周回。セクター2で最速タイムを刻んで0.570秒差の3番手に進出すれば、総合14位エネア・バスティアニーニは8番手。総合11位ブラッド・ビンダーは2.210秒差の最後尾22番手。
ルカ・マリーニ今季の最高位発進
総合15位ルカ・マリーニは3度のランで21ラップを周回。最後のランでフロント、リアともに新品タイヤに履き替えて0.704秒差の4番手に進出すれば、総合9位ヨハン・ザルコは1.350秒差の14番手。総合18位ジョアン・ミルは19番手。
フランチェスコ・バグナイア1.3秒差
17日前の8月5日に当地で市販車を使用したプライベートテストを実行したドゥカティ勢は、総合2位アレックス・マルケスが3度のランで22ラップを周回。リアタイヤを交換せず0.727秒差の5番手に進出すると、総合5位フランコ・モルビデリは13ラップ目の1コーナーと17ラップ目の15コーナーで連続転倒を喫したが7番手に位置。総合8位フェルミン・アルデグエは9番手。総合6位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは12番手。
総合3位フランチェスコ・バグナイアは3度のランで21ラップを周回して1.383秒差の15番手。
アプリリア2機から白煙
総合4位マルコ・ベツェッキは3度のランで22ラップを周回。リアタイヤを交換せずに0.775秒差の6番手に進出すれば、総合21位ホルヘ・マルティンは6ラップ目の最終コーナーを立ち上がった直後にストレート上でアプリリア機から白煙が上がったことで、バイクを乗り換えて1.039秒差の10番手。
HUGE engine blow up for @88jorgemartin 💥💨#HungarianGP 🇭🇺 pic.twitter.com/sVpOaw31jL
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総合12位ラウール・フェルナンデェスは、7ラップ目の5コーナーでアプリリア機から白煙が上がって炎上。残り30分の時点でトラックを清掃する目的で赤旗が提示されたが、20ラップを周回して1.453秒差の16番手。
総合16位小椋藍は3度のランで24ラップを周回して1.625秒差の17番手。
総合10位ファビオ・クアルタラロは3度のランで21ラップを周回。ヤマハ勢の最高位となる1.057秒差の11番手に進出すれば、総合17位ジャック・ミラーは22ラップ目の12コーナーで今季13度目の転倒を喫して1.292秒差の13番手。総合25位ミゲール・オリベイラは18番手。総合19位アレックス・リンスは20番手。
プラクティス
8月23日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分(日本時間22時00分)スタート。
RESULTS