第17戦日本GPのティソ・スプリント(周回数12ラップ)は、9月13日現地時間15時00分からモビリティリゾートもてぎで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアがホールショットを決めてレースをリードすると、安定したラップを刻み、昨年11月の最終戦ソリダリティGP以来今季初優勝を挙げた。
First gold medal of the season for @PeccoBagnaia! 🥇 #JapaneseGP 🇯🇵 pic.twitter.com/Iwq4jCdj7u
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) September 27, 2025
16度目のトップ2入り
気温29度、路面温度45度のドライコンディションの中、3番グリッドのマルク・マルケスはスタートから4番手を走行すると、8ラップ目3番手、10ラップ目2番手に浮上。1.842秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、今季16度目のトップ2入りを果たし、今季初めてドゥカティ・レノボ・チームがワンツーフィニッシュを達成。
Late charge mode: ON 🚨@marcmarquez93 closed in on @37_pedroacosta and eases into P2 👀#JapaneseGP 🇯🇵 pic.twitter.com/Mr9idKFJC0
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3度目のポイント圏外
タイトル争いのライバル、8番グリッドのアレックス・マルケスはスタートからポイント圏内の9番手を走行していたが、9ラップ目にミスを犯して10位に後退。今季3度目のポイント圏外となる11.487秒差の10位でゴールして、ポイントリーダーとのギャップが191ポイント差に拡大。
6番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。今季8度目のトップ5入りを果たし、15番グリッドのフェルミン・アルデグエルは11位。12番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは13位。
3度目の表彰台
4番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目3番手、2ラップ目2番手に浮上したが、10ラップ目マルク・マルケスに抜かれ、3.674秒差の3位。4戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、18番グリッドのブラッド・ビンダーは12位。23番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは16位。21番グリッドのエネア・バスティアニーニは技術的問題が発生してリタイア。
ベストリザルト
2番グリッドのジョアン・ミルは4.300秒差の4位。2023年に始まったティソ・スプリントの最高位を獲得すれば、7番グリッドのルカ・マリーニは7位。ホンダ・HRC・カストロールの2人が第14戦ハンガリーGPに続き、2人揃ってポイント圏内に進出すれば、20番グリッドの中上貴晶は16.352秒差の14位。22番グリッドのソムキアット・チャントラは17位。11番グリッドのヨハン・ザルコは技術的問題が原因でリタイア。
今季9度目のポイント圏内
5番グリッドのファビオ・クアルタラロは8.913秒差の6位。今季9度目のポイント圏内でフィニッシュすれば、16番グリッドのミゲール・オリベイラは15位。19番グリッドのアレックス・リンスは18位。14番グリッドのジャック・ミラーは11番手走行中の最終ラップに転倒。
ダブルポイント
トラックハウス・レーシングの両雄が今季初めて揃ってポイント圏内に進出。10番グリッドのラウール・フェルナンデェスは2戦連続4度目のポイント圏内となる8位に入れば、13番グリッドの小椋藍は1ラップ目10番手に浮上した後、9ラップ目にアレックス・マルケスを抜き、今季5度目のポイント圏内となる10.480秒差の9位。
スタート直後の転倒
アプリリア・レーシングの2人は1ラップ目に転倒。17番グリッドのホルヘ・マルティンは、スタート直後の1コーナーでイン側から進入した際に転倒。外側に位置していた9番グリッドのマルコ・ベツェッキを巻き込み、ヨハン・ザルコ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ミゲール・オリベイラ、アレックス・リンスは接触転倒を回避したが出遅れた。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのマルク・マルケスは9ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスはポイントを稼げず、2人のギャップは182ポイント差から191ポイント差に拡大。明日の結果次第で、タイトル争いに決着がつく。
グランプリレース
9月28日のグランプリレース(周回数24ラップ)は現地時間14時00分スタート。
RESULTS