フランチェスコ・バグナイアがティソ・スプリントで今季初優勝

タイトル争いの2人、マルク・マルケスとアレックス・マルケスは2位と10位、小椋藍ポイント圏内の9位進出

第17戦日本GPティソ・スプリント(周回数12ラップ)は、9月13日現地時間15時00分からモビリティリゾートもてぎで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアがホールショットを決めてレースをリードすると、安定したラップを刻み、昨年11月の最終戦ソリダリティGP以来今季初優勝を挙げた。

16度目のトップ2入り

気温29度、路面温度45度のドライコンディションの中、3番グリッドのマルク・マルケスはスタートから4番手を走行すると、8ラップ目3番手、10ラップ目2番手に浮上。1.842秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、今季16度目のトップ2入りを果たし、今季初めてドゥカティ・レノボ・チームがワンツーフィニッシュを達成。

 

3度目のポイント圏外

タイトル争いのライバル、8番グリッドのアレックス・マルケスはスタートからポイント圏内の9番手を走行していたが、9ラップ目にミスを犯して10位に後退。今季3度目のポイント圏外となる11.487秒差の10位でゴールして、ポイントリーダーとのギャップが191ポイント差に拡大。

6番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。今季8度目のトップ5入りを果たし、15番グリッドのフェルミン・アルデグエルは11位。12番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは13位。

3度目の表彰台

4番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目3番手、2ラップ目2番手に浮上したが、10ラップ目マルク・マルケスに抜かれ、3.674秒差の3位。4戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、18番グリッドのブラッド・ビンダーは12位。23番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは16位。21番グリッドのエネア・バスティアニーニは技術的問題が発生してリタイア。

ベストリザルト

2番グリッドのジョアン・ミルは4.300秒差の4位。2023年に始まったティソ・スプリントの最高位を獲得すれば、7番グリッドのルカ・マリーニは7位。ホンダ・HRC・カストロールの2人が第14戦ハンガリーGPに続き、2人揃ってポイント圏内に進出すれば、20番グリッドの中上貴晶は16.352秒差の14位。22番グリッドのソムキアット・チャントラは17位。11番グリッドのヨハン・ザルコは技術的問題が原因でリタイア。

今季9度目のポイント圏内

5番グリッドのファビオ・クアルタラロは8.913秒差の6位。今季9度目のポイント圏内でフィニッシュすれば、16番グリッドのミゲール・オリベイラは15位。19番グリッドのアレックス・リンスは18位。14番グリッドのジャック・ミラーは11番手走行中の最終ラップに転倒。

ダブルポイント

トラックハウス・レーシングの両雄が今季初めて揃ってポイント圏内に進出。10番グリッドのラウール・フェルナンデェスは2戦連続4度目のポイント圏内となる8位に入れば、13番グリッドの小椋藍は1ラップ目10番手に浮上した後、9ラップ目にアレックス・マルケスを抜き、今季5度目のポイント圏内となる10.480秒差の9位。

スタート直後の転倒

アプリリア・レーシングの2人は1ラップ目に転倒。17番グリッドのホルヘ・マルティンは、スタート直後の1コーナーでイン側から進入した際に転倒。外側に位置していた9番グリッドのマルコ・ベツェッキを巻き込み、ヨハン・ザルコファビオ・ディ・ジャンアントニオミゲール・オリベイラアレックス・リンスは接触転倒を回避したが出遅れた。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルク・マルケスは9ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスはポイントを稼げず、2人のギャップは182ポイント差から191ポイント差に拡大。明日の結果次第で、タイトル争いに決着がつく。

グランプリレース

9月28日のグランプリレース(周回数24ラップ)は現地時間14時00分スタート。

RESULTS

 

フルスピード
ストリーミング

佳境を迎えるオーバーシーズ! 日本からアジアラウンド始まる

いつでも、どこでも、観たいときに動画の視聴が可能なビデオパスなら、世界で最もエキサイティングなスポーツを完全網羅の生中継&オンデマンド配信

サブスクリプション
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録