マルク・マルケスがキャリア通算100勝目を達成

グランプリレースでペドロ・アコスタとフランチェスコ・バグナイアが表彰台を獲得、小椋藍4位、スタート直後の1コーナーで多重クラッシュが発生

第8戦ハンガリーGPグランプリレース(周回数26ラップ)は、6月7日現地時間14時00分からバラトンパークで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがリアにミディアムタイヤを装着して2ラップ目に2番手に後退したが、15ラップ目にトップの座を奪回。昨年9月の第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季初優勝を飾り、プレミアクラスで74勝目。

キャリア初優勝を挙げた2010年6月6日の第4戦イタリアGPから16年後(5845日後)にチャンピオンシップ史上3人目、ジャコモ・アゴスチーニ(123勝)、バレンティーノ・ロッシ(115勝)に続く、キャリア通算100勝目に到達し、所属するドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームに100勝目をもたらすことに成功。

同時に、昨年8月の第14戦ハンガリーGP以来となるポールポジションからダブルウィンを達成した。

ベストリザルト

気温29度、路面温度48度のドライコンディションの中、2番グリッドのペドロ・アコスタは他のKTM勢と同じようにリアにソフトタイヤを選択。2ラップ目マルク・マルケスを追い越してトップに飛び出し、2ラップ目0.4秒差、4ラップ目0.9秒差、5ラップ目には1.6秒差にアドバンテージを広げたが、14ラップ目に追いつかれ、15ラップ目に抜かれて2番手に後退。プレミアクラスのベストリザルトタイ、開幕戦タイGP以来となる1.343秒差の2位を獲得。

Pedro Acosta, Marc Marquez, Grand Prix of Hungary
Pedro Acosta, Marc Marquez, Grand Prix of Hungary

3戦連続3位

5番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは1ラップ目から3番手で周回。11.632秒差の3位に入り、第6戦カタルーニャGPから3戦連続の3位を獲得。ドゥカティ・レノボ・チームが昨年9月の第17戦日本GP以来今季初めてダブルポディウムを獲得。

多重クラッシュ

スタート直後の1コーナーで8番グリッドのホルヘ・マルティンが止まり切れず、6番グリッドのマルコ・ベッツェッキに激突。4番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、7番グリッドのラウール・フェルナンデェス、3番グリッドのフェルミン・アルデグエルが接触転倒。

Fabio Di Giannantonio, Pertamina Enduro VR46 Racing Team, Grand Prix of Hungary
Fabio Di Giannantonio, Pertamina Enduro VR46 Racing Team, Grand Prix of Hungary

メディカルセンターに搬送されたホルヘ・マルティンは検査結果、骨折はなく、背中と右足を打撲。マルコ・ベッツェッキは右脚と右手を打撲。

ディ・ジャンアントニオはレースに戻って、20.2秒差の最後尾18番手で1ラップ目を終えると、28.386秒差の12位まで挽回。16番グリッドのイケル・レオクナは7位。19番グリッドのフランコ・モルビデリはプレミアクラス150戦目のレースで14位。

2戦連続4位

ウォームアップ走行で12番手だった10番グリッドの小椋藍は、他のアプリリア勢と同じようにリアにソフトタイヤを履き、スタート直後の多重クラッシュを回避して1ラップ目11番手、3ラップ目10番手、8ラップ目8番手、14ラップ目6番手、17ラップ目5番手、25ラップ目4番手に浮上。15.539秒差の4位でフィニッシュラインを通過し、2戦連続の4位、今季6度目のトップ5入り。

Luca Marini, Ai Ogura, Grand Prix of Hungary
Luca Marini, Ai Ogura, Grand Prix of Hungary

ホンダ今季最高位

9番グリッドのルカ・マリーニは1ラップ目4番手に位置。25ラップ目小椋藍に抜かれたが、今季の自己最高位、ホンダの最高位となる18.669秒差の5位に入り、2024年ホンダに加入してから昨年10月の第18戦インドネシアGP以来3度目のベストリザルトを獲得。

11番グリッドのディオゴ・モレイラは自己最高位の6位、今季2度目のシングルフィニッシュを果たし、22番グリッドのカル・クラッチローは16位完走。13番グリッドのジョアン・ミルは8番手走行中の15ラップ目11コーナーで週末2度目、今季11度目の転倒。

MotoGP™, Grand Prix, Grand Prix of Hungary
MotoGP™, Grand Prix, Grand Prix of Hungary

12番グリッドのジャック・ミラーは1ラップ目5番手、2ラップ目4番手に浮上して、23.283秒差の8位。今季の最高位に進出すれば、18番グリッドのトプラク・ラズガトリオグルも今季の最高位11位。20番グリッドのアレックス・リンスは13位。

15番グリッドのファビオ・クアルタラロは10コーナーで2度のショートカットを犯したことから2度のロングラップペナルティが科せられて消化した後にピットに戻ってリタイア。

14番グリッドのエネア・バスティアニーニは走行ラインを外した後、安全に戻らず、他車と接触したことからロングラップペナルティが科せられ、16コーナーをショートカットしたことから2度目のロングラップペナルティが科せられたが今季4度の1桁台となる24.491秒差の9位。17番グリッドのブラッド・ビンダーは10位。21番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは15位。

RIDER OF THE RACE

世界で最もエキサイティングなスポーツを愛するファンがグランプリレースで最も傑出したライダーに投票する『ライダー・オブ・ザ・レース』は、今季初めてマルク・マルケスを選出。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのマルコ・ベッツェッキは今季初めてグランプリレースでポイントを稼げず、総合2位ホルヘ・マルティンは20ポイント差を維持。総合3位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは46ポイント差から42ポイント差、総合4位ペドロ・アコスタは68ポイント差から48ポイント差に接近。

総合7位マルク・マルケスは97ポイント差から72ポイント差の総合5位に浮上。総合6位小椋藍は88ポイント差から75ポイント差に接近した。

シーズン9戦目

第9戦チェコGPは6月19日から21日にブルノ・サーキットことアウトモトドローム・ブルノで開催。グランプリレースの翌日はタイヤテストが実施される。

RESULTS

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録