第19戦オーストラリアGPの公式予選は、10月18日現地時間10時50分からフィリップアイランド・サーキットで行われ、プラクティスで4番手に進出したファビオ・クアルタラロがフリープラクティス2で3番手に浮上した後、9ラップ目にオールタイムラップレコード(1分26秒492)を0.027秒更新する1分26秒465を刻み、第5戦スペインGP、第6戦フランスGP、第7戦イギリスGP、第10戦オランダGPに続き、今季5度目のポールポジションを奪取した。
WHAT A LAP! 🤯
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 18, 2025
El diablo takes pole position at Phillip Island 🔥😈#AustralianGP 🇦🇺 pic.twitter.com/rem1rPEZq2
気温14度、路面温度が18度のドライコンディションの中、プラクティスで13番手だったジャック・ミラーは公式予選1を2番手で通過した後、第12戦チェコGP以来7戦ぶりの公式予選2で0.243秒差の3番手に進出。開幕戦タイGPの4番手を上回り、2023年9月の第14戦日本GP以来今季初の1列目を獲得。
ヤマハの2台が1列目に進出した2021年6月の第9戦TTアッセン以来88戦ぶり。プラクティスで6番手だったアレックス・リンスは12番手。
アプリリア2台がトップ4入り
初日午後のプラクティスで1番手に進出したマルコ・ベッツェッキは2日目午前のフリープラクティス2で1番手を維持した後、自身が記録したオールタイムラップレコードに0.004秒届かず、トップタイムから0.031秒差の2番手。2戦連続6度目の1列目を確保すれば、プラクティスで2番手に進出したラウール・フェルナンデェスは0.386秒差の4番手。
プラクティスで10番手だったペドロ・アコスタは0.409秒差の5番手。プラクティス8番手のポル・エスパルガロは8番手を維持。
連続1列目獲得記録途切れる
プラクティスで5番手に進出したアレックス・マルケスはフリープラクティス2で4番手だった後、公式予選2の3ラップ目と6ラップ目に連続転倒を喫して0.455秒差の6番手。
A nightmare Q2 for @alexmarquez73 💥
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That's crash number two of the session for the Spaniard! #AustralianGP 🇦🇺 pic.twitter.com/jQnJxrkiiE
ドゥカティが1列目を逃したのは、2020年11月の第13戦ヨーロッパGP以来99戦ぶり。2020年11月の第14戦バレンシアGPから続いて連続1列目の記録が98戦でストップすれば、プラクティス11番手のフェルミン・アルデグエルは公式予選1を1番手で通過して7番手まで挽回。プラクティスで3番手に進出したファビオ・ディ・ジャンアントニオは10番手。プラクティス9番手のフランチェスコ・バグナイアは11番手。
プラクティスで7番手だったルカ・マリーニはフリープラクティス2でホンダ機から白煙が上がったが、公式予選2は0.630秒差の9番手。
公式予選1
プラクティスで12番手だったブラッド・ビンダーは0.038秒差の3番手、0.029秒差で公式予選2への進出を逃し、プラクティス14番手のジョアン・ミルは0.209秒差の4番手。プラクティス15番手のヨハン・ザルコはフリープラクティス2で今季27度目の転倒を喫した後に5番手。
プラクティス18番手の小椋藍はフリープラクティス2で14ラップを周回して20番手。公式予選1は0.746秒差の8番手。ティソ・スプリントとグランプリレースを6列目18番グリッドからスタートする。
ティソ・スプリント
10月18日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数13ラップ)は現地時間15時00分スタート。
RESULTS