最終戦バレンシアGPのティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、11月15日現地時間15時00分からサーキット・リカルド・トルモで行われ、2番グリッドのアレックス・マルケスがホールショットを決めてレースの主導権を握り、一貫した走りで周回を重ね、誰よりも早くチェッカーフラッグを受け、第7戦イギリスGP、第21戦ポルトガルGPに続き、今季3勝目を挙げた。
🥇 @alexmarquez73 grabs the last gold medal of the season in front of his home crowd! 🥇#ValenciaGP 🏁 pic.twitter.com/MR3acIhLhr
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4戦連続の表彰台
気温19度、路面温度が19度のドライコンディションの中、5番グリッドのペドロ・アコスタはスタートで3番手、2コーナーで2番手に浮上してトップを追走し、1.149秒差の2位。4戦連続7度目の表彰台を獲得すれば、15番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目10番手、3ラップ目8番手に浮上して8位まで挽回。20番グリッドのエネア・バスティアニーニと21番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは13位と18位。
1列目3番グリッドから3位表彰台
3番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは4番グリッドのラウール・フェルナンデェスとの3位争いに競り勝って6戦ぶり5度目の表彰台を獲得。7番グリッドのフランコ・モルビデリは6位。
アプリリア3台がポイント圏内
ポールポジションのマルコ・ベッツェッキは1ラップ目6番手まで後退した後、5ラップ目にファビオ・クアルタラロを抜いて3.727秒差の5位。
12番グリッドの小椋藍は1ラップ目15番手まで後退したが、7.685秒差の9位。第17戦日本GP以来5戦ぶり6度目のポイント圏内に進出すれば、17番グリッドのホルヘ・マルティンは11番手走行中の4ラップ目にコースアウトを喫して最後尾の22番手まで後退して完走。
From 11th to the bottom of the field 😱
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4戦連続のポイント圏内に進出
6番グリッドのファビオ・クアルタラロは1ラップ目4番手に浮上したが、ポジションを落として7.102秒差の7位。4戦連続13度目のポイント圏内に進出すれば、8番グリッドのジャック・ミラーは3ラップ目に他車(フェルミン・アルデグエル)と接触したことから、ポジションを3つ降格するペナルティが科せられたが、罰則を無視したことからロングラップペナルティが科せられて12位。19番グリッドのアレックス・リンスは15位。18番グリッドのミゲール・オリベイラは17位。23番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは18.846秒差の20位。
ホンダ0ポイント
11番グリッドのヨハン・ザルコは10位。1.661秒差でポイント圏内に進出できず、2ラップ目の2コーナーで10番グリッドのジョアン・ミルが転倒し、外側に位置していた13番グリッドのルカ・マリーニを巻き込んだことから転倒リタイア。14番グリッドのアレイシ・エスパルガロは19位。24番グリッドのソムキアット・チャントラは21位。
Both @hrc_motogp riders OUT 💥
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9番グリッドのフェルミン・アルデグエルは11位。公式予選1のタイムアタック中にガス欠に見舞われた16番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは14位。22番グリッドのニコロ・ブレガは16位。
チャンピオンシップ
総合3位マルコ・ベッツェッキは5ポイント差を加算。総合3位が決定すれば、総合5位ペドロ・アコスタは9ポイントを加算して総合4位に浮上。総合4位フランチェスコ・バグナイアは6ポイント差の総合5位に後退した。
グランプリレース
11月16日のグランプリレース(周回数27ラップ)は現地時間14時00分スタート。