『BMW M Award』~マルク・マルケスが8度目のタイトル獲得

2019年以来6年ぶりに年間予選最速者のタイトルを獲得し、『BMW M GmbH』から今年発売された新車『BMW M2 CS』を受賞

年間予選最速者を決定するプライベートタイトル『BMW M Award』の授賞式は、11月15日に最終戦バレンシアGPの開催地サーキット・リカルド・トルモのトラックで行われ、ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータ立ち合いの下、『BMW M GmbH』のマーケティングマネージャー、アクセル・ミトラーから6年ぶり8度目のタイトル獲得に成功したマルク・マルケスに車両『BMW M2 CS』のキーが手渡された。

マルク・マルケス

「数年かかったけど、受賞者のリストに再び自分の名前が加わることが本当に嬉しい。今シーズンは僕にとって夢のようなシーズンだった。もちろん、肩の怪我で最終戦バレンシアGPを欠場することになるとは想像もしていなかったけど、バレンシアに来て、8度目となる予選最速者として再び認められたことは素晴らしい。」

「実は、果物を買いに出かけている時に受賞を知った。弟のアレックスがポルティマオの予選で、タイトル争いに必要な結果を出すことができなかったけど、彼にもこの『BMW』を運転させてあげると約束した!僕たちにとって、サーキットでのパフォーマンスがこのように評価されることは、いつも特別。さあ、冬休み。2026年の目標はハッキリしている。それは、ワールドチャンピオンシップに勝ち、この賞をもう一度獲得すること!」

BMW M Award

チャンピオンシップのパートナーとして、1999年からオフィシャルカーを提供し、セーフティカーやメディカルカー、セーフティバイクを供給する『BMW』の研究開発部門『BMW M GmbH』は、年間予選最速者を決定するプライベートタイトルを2003年から開催。

23年目の今シーズンは、マルク・マルケスが第18戦インドネシアGPまでに今季8度目のポールポジションを含む13度の1列目、17度のトップ4に進出。2019年以来6年ぶり8度目のタイトルを獲得した。

BMW M2 CS

『BMW M GmbH』は副賞として提供するベルベットブルーメタリックの『BMW M2 CS』を準備。5月下旬に世界初公開された『M2』シリーズの頂点に君臨する超高性能『M2 CS』は『M2』コンペティションがベース。軽量化やエンジンのハイパワー化、シャシー性能の強化などにより、サーキット向けのより高い走行性能を指向しているのが特徴。日本への導入は60台。

年間予選最速者

2024: フランチェスコ・バグナイア (ドゥカティ)
2023: フランチェスコ・バグナイア (ドゥカティ)
2022: フランチェスコ・バグナイア (ドゥカティ)
2021: ファビオ・クアルタラロ (ヤマハ)
2020: ファビオ・クアルタラロ (ヤマハ)
2019: マルク・マルケス (ホンダ)
2018: マルク・マルケス (ホンダ)
2017: マルク・マルケス (ホンダ)
2016: マルク・マルケス (ホンダ)
2015: マルク・マルケス (ホンダ)
2014: マルク・マルケス (ホンダ)
2013: マルク・マルケス (ホンダ)
2012: ホルヘ・ロレンソ (ヤマハ)
2011: ケーシー・ストーナー (ホンダ)
2010: ホルヘ・ロレンソ (ヤマハ)
2009: バレンティーノ・ロッシ (ヤマハ)
2008: ケーシー・ストーナー (ドゥカティ)
2007: ケーシー・ストーナー (ドゥカティ)
2006: ニッキー・ヘイデン (ホンダ)
2005: セテ・ジベルナウ (ホンダ)
2004: バレンティーノ・ロッシ (ヤマハ)
2003: バレンティーノ・ロッシ (ホンダ)

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