『Triumph Triple Trophy』~開催6年目はディオゴ・モレイラが受賞

シーズンを通じたファン投票の結果、中量級王者が最多得点を稼ぎ、トライアンフが提供するプライベートタイトルを獲得

『Moto2™』にオフィシャル・エクスクルーシブ・エンジン・サプライヤーとして、エンジンの供給を開始してから今年で8年目となった『Triumph(トライアンフ)』は、チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツと共に、中量級の競争力を祝福し、アメージングな競争的な特質を反映するプライベートタイトル『Triumph Triple Trophy (トライアンフ・トリプル・トロフィー)』を開催。

開催1年目からシーズンを通じて、ポールポジションやレースファステストラップ、ベストレースプログレッション(ポジション奪回)で競われていたが、開催6年目の昨年からはファンの意見を反映するプライベートタイトルとなり、『Moto2™』やチャンピオンシップのファンは、オフィシャルインスタグラムで公開された3人の候補者の中から週末のベストライダーを選択。

Diogo Moreira, Italtrans Racing Team, Michelin® Grand Prix of Hungary
Diogo Moreira, Italtrans Racing Team, Michelin® Grand Prix of Hungary

3人の候補者は、レースの順位だけでなく、あらゆる障害からの克服、傑出したオーバーテイク、週末を通じた印象的なパフォーマンスに基づいて選出される。

今年は約90万票の投稿の結果、全22戦の内、8回の候補者に選出され、5回の最多投票を得たディオゴ・モレイラが受賞。2位はマヌエル・ゴンザレス、3位はジェイク・ディクソン。

トライアンフは、最終戦バレンシアGPの際にディオゴ・モレイラに『Street Triple 765RS(ストリートトリプル765RS)』を副賞としてプレゼントした。

ディオゴ・モレイラ

「ストリートトリプル765RSを獲得できて、とても嬉しい。僕にとって素晴らしいシーズン、最高のシーズンになった。本当に誇りに思う。今年、僕を応援してくれたファンに感謝したい。沢山のファンが投票してくれたことは、本当に大きな喜び。感謝の気持ちでいっぱい。まだ免許を持っていないので、取得する必要があり、何ラップか走ってバイクを楽しんだ後は、家に飾りたい。」

Diogo Moreira, Italtrans Racing Team, Motul Grand Prix of the Netherlands
Diogo Moreira, Italtrans Racing Team, Motul Grand Prix of the Netherlands

スティーブ・サージェント(トライアンフ製品責任者)

ディオゴ・モレイラに、この素晴らしい偉業を祝福します。史上初のブラジル人ワールドチャンピオンに輝いただけでなく、投票の結果、今年のトライアンフ・トリプル・トロフィーを受賞しました。彼は素晴らしいシーズンを送り、ライバルのマヌエル・ゴンザレスを追い詰め、ポルティマオでトップに立つと、その後は振り返らずに圧倒的な強さを見せました。彼の才能は今年本当に輝きを放ち、ストリートトリプル765RSを楽しんでくれることを願っています。『MotoGP™』に昇格する来シーズン、彼の活躍を期待しています。」

世界限定販売の車両を発表

トライアンフは今週、2026年モデルとなる新型ストリートトリプルRXのスペシャルエディションと、『Moto2™』パートナーシップを記念した世界限定1000台のストリートトリプルの『Moto2™』エディションを販売すると発表。

「『Moto2™』エディションは、『Moto2™』との継続的なパートナーシップを記念するモデルです。このパートナーシップは、トライアンフのエンジン開発の限界を押し広げる上で重要な役割を果たしてきました。ファンやコレクターに『Moto2™』の世界を体験できる貴重な機会を提供します」とスティーブ・サージェントは説明。

過去のタイトル獲得者

開催1年目の2020年はマルコ・ベッツェッキ、2021年はラウール・フェルナンデェス、2022年はジェリミー・アルコバ、2023年はペドロ・アコスタがプライベートタイトルを獲得。2024年は全20戦中9回の候補に挙げられ、5回の最多票を集めた小椋藍が受賞し、最終戦ソリダリティGPの開催地バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでトライアンフから『Street Triple 765RS』が贈呈された。

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