プロホンダ・LCRのディオゴ・モレイラは、テストデビューとなったシーズン最初のオフィシャルテストで57ラップ、新人の特権として参加したシェイクダウンテストで100ラップ、
今年最初のオフィシャルテストで107ラップ、プレシーズン最後のオフィシャルテストで136ラップ、計400ラップを周回した後、シーズンオープニングとなる開幕戦タイGPに挑戦。
公式予選1でテストの総合19番時計(1分29秒920)を0.431秒更新する1分49秒489の5番時計を記録。ティソ・スプリントは勝者から11.970秒差、ホンダ最高位から7.046秒差の13位。
「スプリントを楽しむことができたし、走行を重ねる中で多くのことを学んだ。総合的に見てポジティブな経験。全員が非常に速く、そのスピードに対応するのは簡単ではなかった。最初は緊張していたけど、少しずつ自信を得ることができ、全体としては、上手くマネジメントできたと思う」とショートレースを評価。
デビューレースとなったグランプリレースは5列目15番グリッドから24.686秒差、ホンダ最高位から5.585秒差の13位で完走。
「グッドなレース。とても嬉しい。エネア・バスティアニーニとバトルができて楽しかった。タイヤの摩耗がかなり激しくて苦労したけど、全体的には本当に良かった。12ラップあたりからタイヤのデグラデーションが激しくなり、1人でプッシュする時間帯があったけど、自分にとってはポジティブなレース。高いモチベーションでシーズンをスタートできた。これは学習のプロセス。本当に楽しかった!」と感想。
「ポジティブなデビュー。この5年間は本当にあっという間に過ぎました。チャンピオンになれたことは夢の実現。これからは『MotoGP™』でさらに活躍したい。僕は故郷に帰る。ブラジルGPは非常に特別なイベント。非常に素晴らしい週末になるだろう。そこで何ができるか見てみたい。」
「タイでは、テストからレースへと大きく前進した。まだ学ぶべきことは沢山ある。全く違う世界。マルク・マルケスやアレックス・マルケスといったライダーを追うことで、多くのことを学んだ。乗る時間をもっと増やす必要がある。それが大きな違いを生むだろう。」
マルケス兄弟とのトレーニング
「彼らと一緒にトレーニングするのは本当に楽しい。一緒にトレーニングするのがずっと夢だった。できる限り多くのことを学ぶように努めているけど、彼はいつも僕を助けてくれる。本当に感謝。」
「マルク・マルケスのグローブを使った。2秒ほど速く走れたか確認してみよう(笑)。実は自分のグローブがあまりフィットしなかったから、彼に頼んだ。ブラジルでは自分のものが使えるだろう。」
デビュー戦で3ポイントを稼いで総合14位に位置した21歳のブラジル人ライダー、ディオゴ・モレイラは、中量級王者としてブラジルに凱旋。ゴイアニア・インターナショナル・レーストラック・アイルトン・セナで37年ぶり、ジャカレパグア・サーキットで開催されたリオGP以来22年ぶりに開催されるブラジルでのグランプリに挑戦する。