ホンダ・HRC・カストロールのジョアン・ミルは、チャーン・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテストで総合10番手だった後、ホンダ加入1年目の2023年に12位と12位、2024年に13位と15位、2025年に9位と転倒リタイアだったタイGPに挑戦。
初日午後のプラクティスで7番手に入り、公式予選2の出走を確保すると、ホンダに加入してから予選最高位となる10番手。ティソ・スプリントは当地最高位の7位。グランプリレースは1ラップ目8番手、4ラップ目にアレックス・マルケス、19ラップ目にファビオ・ディ・ジャンアントニオを抜き、21ラップ目にマルク・マルケスがリタイアしたことから5番手に浮上したが、その直後の22ラップ目に失速し、ピットレーンに入って離脱した。
「僕たちは堅実な週末を実現することに近づいたと思う。良いレースだった。良い走りでき、追い越しもできたけど、自分たちではコントロールできない問題が発生して、リタイアとなってしまった。ポイントを稼げなかったことは残念。このトラックでのバイクを走らせるのは楽しかったし、非常に競争力があったと思う。」
「朝のウォームアップ走行で着実に進歩し、レース中は本当に全力でプッシュすることができた。残り4ラップのところで、激しい振動を感じ始めたから、即座に止まらざるを得なかったけど、それまではかなり上手くタイヤを温存していた。」
リタイアの原因
「6速で滑り始めた。電子制御が正常に動作していなかった。バイクも全体的に機能していなかった。何かが起こった。何が起こったのかを突き止める必要がある。僕たちは週末を通して素晴らしい仕事をしたし、ミスもなく、バイクの性能を100%発揮できたことは、僕にとって根本的なこと。 そして、最も重要な部分、つまりバイクが既にトップ5に入っていた状態で最後まで走り切ろうとしたときに、問題が起きてしまった。かなり不運だった。」
「技術的な問題が引き金だった。タイヤのセンター部分が大きく摩耗し、バイクが正常に機能しなくなってしまったため、止まる必要があった。原因は外部サプライヤーの問題。それが結果であり、なぜそうなったのかを確認しよう。外部サプライヤーと特定のタイミングで起きたことだから調査が必要。週末は非常に良くとても堅実な走りができたと思うから残念。個人的には調子が良いと思うけど、ここで勝つことがいかに難しいかを考えると、残り4ラップでリタイアするのは本当に辛い。」
「誰もが非常に大きな摩耗に苦しんでいた。通常よりも遥かに酷い状態だったことが判明した。しかも、残り4ラップという時点で。タイヤが大きく摩耗する場合、通常は最大傾斜角度の『駆動』部分で摩耗することは考えにくいけど、今回は中央部分が少し削れていた。」
次戦&シーズンへの挑戦
「今シーズン、表彰台に立てないトラックでは、ここでやってきたことをやらなければならない。最後まで戦い、チェッカーフラッグを受け、バイクをガレージに戻すために全力を尽くす。そのために全力を尽くした。コントロールできないことに拘り過ぎてはいけない。学習し理解し、そして次へ進む。週末にできたポジティブな部分に目を向け、それをブラジルに持ち込みたい。新しいトラックでは強さを発揮できる。僕は適応が早いタイプ。その強みを活かしたい。」
ホンダ勢3人がポイント圏内進出
チームメイトのルカ・マリーニは14番グリッドから19.101秒差の10位。シングルフィニッシュまで0.761秒差まで追い上げ、ヨハン・ザルコは12番グリッドから11位。ディオゴ・モレイラは15番グリッドから13位。デビューレースでポイント圏内に進出した。