ドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケスは、第2戦ブラジルGPのグランプリレースで1列目3番グリッドからファビオ・ディ・ジャンアントニオとの2位争い、3位争いを繰り広げ、4.089秒差の4位。週末に25ポイントを稼ぎ、総合8位から5位に浮上した。
「何が足りなかったか?スピード。ここは『MotoGP™』。スピードがなければ、何かが足りない。4番手に位置した時、フロントタイヤをかなり消耗していたので、あまり役に立たなかった。リアタイヤが新品だとフロントをかなり強くプッシュしてしまうから、序盤の3~4ラップはもう少し落ち着いて走りたかった。あの追い越しでペースを乱されてしまった。」
「その後、ファビオ・ディ・ジャンアントニオに追いつくことができなかった。ようやく追い越せたと思ったら、アスファルトが盛り上がっているコーナーで、危うく転びそうになり、縁石に乗り上げた。ポイントを稼ぐために、少しポジションを犠牲にすることを決断した。」
「スプリントとレースを振り返ると、グッドなポイントを稼ぐことができたけど、理論的に考えると、昨年のような、今年アプリリアのマルコ・ベッツェッキが持っているような、あの鋭さが欠けている。昨年のようなスピードがないときは、ポイントを稼ぐことが何よりも重要。」
「自分のレースには満足。序盤はバイクのフィーリングがあまり良くなかったけど、周回を重ねるにつれて、フィーリングは良くなった。少しずつだけど、状況は良くなっていると感じるし、何が難しいのかも把握しているから、そこを改善する必要がある。」
「だけど、全体的に見れば、良い週末だったと思う。表彰台を逃したら決して喜べないけど、右のロングコーナーが多いトラックでポイントを稼いだのは重要。タイの時よりも良い感じ。」
トラックコンディション
「走行を続けるのに十分なコンディションだった。確かに走行ラインを越えてしまうと、非常に滑りやすかった。あの周回でフロントタイヤが失って、コーナーから飛び出してしまった。ディッジャが直ぐ後ろにいたから、抜かれることは分かっていたけど、転倒するより順位を落とす方がましだと判断した。」
「このトラックで心配なことの1つは、来年どうなるかということ。週末を通して路面の凹凸が目立つようになり、悪化していった。アスファルトがどんどん剥がされ、周回を重ねるごとに、剥がされたアスファルトが、あちこちに砂利となって散乱していった。」
「そこで僕たちは臨機応変に対応せざるを得なかったけど、今回はその即興が上手く行かなかった。走行ラインを外し、表彰台を逃してしまった。それだけでなく、スピードが足りなかった。最初から他のライダーたちの方が少し速かった。」
22ポイント差
「タイでの0ポイントという結果を見れば、それがよく分かる。0ポイントだと、特に序盤の数レースでその影響が顕著に表れる。もちろん、昨年のようなスピードが出せない今だからこそ、ポイントを稼ぐことがより重要になる。」
「だからこそ、今日もタイと同じように、ポイントを稼ぐことに集中した。現時点では、昨年のようなスピードが出せないし、まだ自分自身も調子も上がっていない。少しずつ調子を上げて、スピードも上がっていくことを願う。」
2戦が終了した時点で、ポイントリーダーから22ポイント差の総合5位に位置するマルク・マルケスは、1年前にポールポジションからティソ・スプリントで優勝、グランプリレースでトップ走行中に転倒したサーキット・オブ・ジ・アメリカズに挑む。