「愛読しているのは聖書。常に何か超越的なものを信じなければならない」

まるで悟りを開いたようなホルヘ・マルティンがアプリリアに加入してから初めてティソ・スプリントとグランプリレースで表彰台を獲得し、総合4位から2位に浮上

アプリリア・レーシングホルヘ・マルティンは、第2戦ブラジルGPティソ・スプリントで3位。グランプリレースは2列目5番グリッドから1ラップ目4番手、2ラップ目5番手に後退したが、6ラップ目に前に位置するドゥカティの2人、マルク・マルケスファビオ・ディ・ジャンアントニオを同時に抜いて2番手に浮上。

3.231秒差の2位でフィニッシュラインを通過して、タイトルを獲得した2024年11月の最終戦ソリダリティGP以来、アプリリアに加入してから初めて表彰台を獲得。490日ぶりのダブルポディウムで27ポイントを加算させ、ポイントリーダーから11ポイント差の総合2位に浮上した。

Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil
Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil

「勝ちたい、2位になりたい、5位になりたいといったことに、あまりこだわらない。自分の感覚に注力している。昨日はある感覚があった。今日はそれをさらに良くすることに努めた。ウォームアップ走行で昨日より少し良かったけど、コンディションは非常に難しかった。『Moto2™』の後で、既に暑さが厳しくなっていたから、序盤の数ラップは本当に大変だったけど、とても慎重に、とても冷静に走ることを心掛けた。」

ペドロ・アコスタに抜かれたとき、『ホルヘ、目を覚ませ!さもないとチャンスを逃すぞ』と自分に言い聞かせ、彼を抜いた後、マルク・マルケスファビオ・ディ・ジャンアントニオが走行ラインを外したから、その僅かな隙を突いた。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil
Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil

「それからはサインボードを見ることさえせず、ひたすらコンスタントに走ることに徹した。優勝のこと、マルコ・ベッツェッキに少しでも追いつくことを考え始め、『調子がいい、行くぞ!』と自分に言い聞かせたけど、10コーナーで危ない瞬間があったから、完走して、ポイントを稼ぐことに気持ちを切り替えた。」

「最後まで休む暇がなく、ラスト2ラップでギャップを詰められたから、懸命にプッシュしなければいけなかった。表彰台に立つことができて最高。週末を締め括るには本当に良い形となり、何よりも、昨日から今日にかけて、苦しんできたセクター3で、アプリリアと一緒に大きな進歩を遂げることができた。」

Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil
Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil

聖書とポジティブ思考

「最近愛読しているのは聖書。それが好調の理由かどうかは分からないけど、常に何か超越的なものを信じなければならないと思う。バレンシアの後で2度の手術を経て、4~5か月間ほど隔離生活を送ってきた。」

「食事、トレーニング、メンタルトレーニングなど、1日たりとも欠かさずに取り組んできた。そして、最終的には、その全ての積み重ねが実を結んだ。努力は必ず報われ、僕たちは相応しいところにいる。」

Marco Bezzecchi, Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil
Marco Bezzecchi, Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil

「これは、毎日24時間働き、ただ1つの目標、つまりパフォーマンスを取り戻すことだけを考えてきた結果。僕たちは成し遂げている。もちろん、この瞬間を楽しむべきだけど、明日はまた別の日。これはどのスポーツにも言えること。考え方を変えて、努力を続けなければならない。明日からもそうするつもり。明日は早起きしなければいけないけど、今日は楽しむ時間があるだろう。」

「アプリリアに感謝したい。彼らは僕をサポートしてくれる。まだ改善すべき点が幾つかある。このバイクで距離を重ねていないし、レース中には予想外のことが起こることもあるから、ライン取りを常に調整する必要がある。レース中は自信が持てる時もあれば、そうでない時もある。特に終盤のペース配分は取り組むべき課題だろう。」

Marco Bezzecchi, Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil
Marco Bezzecchi, Jorge Martin, Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil

周回数変更

「理由が分からなかった。ファンパレードの時、数人のライダーたちが『アスファルトが剥がれている』と警告してくれた。レース序盤、マルクとディッジャの後ろを走っていた時、小石が飛び散って大変でした。ぶつからないように、時には内側を、時には外側を走り、状況に応じて走り分けたけど、周回数が減った理由は分からなかった。」

「もし31ラップだったら、もう少しペースを抑えていただろう。まるでスプリントのようだったけど、昨日よりも感覚は良かった。来年までにはアスファルトの問題を解決されることを願う。このトラックは僕にとても合っていた。」

Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil
Aprilia Racing, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Brazil

2024年11月の最終戦ソリダリティGP以来、アプリリアに加入してから初めてダブルポディウムを達成したホルヘ・マルティンは、ブラジル・ゴイアニアからアメリカ・オースティンに移動。2年前にティソ・スプリントで2年連続の3位、グランプリレースで自己最高位の4位に進出したサーキット・オブ・ジ・アメリカズに挑戦する。

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