オフィシャルテスト~小椋藍が最速時計を記録

ラウール・フェルナンデェス、マルコ・ベッツェッキ、マルク・マルケス、ペドロ・アコスタがトップ5入り

プレミアクラスは、4月27日に第4戦スペインGPが開催されたヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでシーズン4度目となるオフィシャルテストを実施。

第4戦スペインGPで11番グリッドから15位と5位に進出した小椋藍は午前に35ラップ、午後に37ラップを周回。セッション最後にタイムアタックを試みた午後の36ラップ目にグランプリレースの4ラップ目に刻んだ1分37秒699、プラクティスで記録した週末のベストラップ1分36秒248を大幅に上回る1分35秒944のトップタイムをマークした。

Ai Ogura, Trackhouse MotoGP™ Team, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Spain
Ai Ogura, Trackhouse MotoGP™ Team, Estrella Galicia 0,0 Grand Prix of Spain

気温26度、路面温度40度まで上昇したドライコンディションの中、各メーカーはシーズン中にアップデートが可能なフェアリングをはじめ、シャーシ、セットアップ、電子制御などのテストプログラムに着手。

アプリリア

新しいコンセプトの斬新なフロントフェアリングを投入しただけでなく、外見では分からない幾つかの改良をアプリリア機に導入。ラウール・フェルナンデェスは69ラップを周回して0.005秒差の2番手に入り、アプリリアのサテライトチーム、トラックハウス・チームに所属する2人がシーズン中盤戦を前に1番手、2番手に進出。

Marco Bezzecchi, Aprilia Racing, MotoGP™ Jerez Official Test
Marco Bezzecchi, Aprilia Racing, MotoGP™ Jerez Official Test

ポイントリーダーのマルコ・ベッツェッキは、午後の2ラップ目に11コーナーで転倒を喫したが2.88レースに相当する72ラップを周回して0.328秒差の3番手。アプリリア勢がトップ3を独占すれば、ホルヘ・マルティンはペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された今年最初のオフィシャルテストを欠場したことから、エキゾーストなどまだ試していなかったパーツやエルゴノミクスのテストプログラムに取り組んで64ラップを周回し、0.739秒差の11番手。第4戦スペインGPにワイルドカード参戦したテストライダーのロレンソォ・サバドーリは62ラップを周回。

ドゥカティ

2026年型とは異なり、既に第4戦スペインGPで投入した改良型シャーシをはじめ、スイングアームカバー、フロントとサイドもフェアリングを検証。課題であるフロントフィーリングの最善を目指すと、マルク・マルケスは3.12レースに等しい78ラップを周回して0.333秒差の4番手に進出。

Marc Marquez, Francesco Bagnaia, Ducati Lenovo Team, MotoGP™ Jerez Official Test
Marc Marquez, Francesco Bagnaia, Ducati Lenovo Team, MotoGP™ Jerez Official Test

第4戦スペインGPのグランプリレースで今季初優勝を挙げたアレックス・マルケスは66ラップを周回して0.450秒差の6番手。ファビオ・ディ・ジャンアントニオは74ラップを周回して0.533秒差の8番手。

フランチェスコ・バグナイアは59ラップを周回して0.727秒差の10番手。フランコ・モルビデリは77ラップを周回して1.127秒差の19番手。フェルミン・アルデグエルは1月に骨折した左脚の大腿骨がまだ完治していないことから、午前のセッションで28ラップを周回した後、午後のセッションはキャンセル。

KTM

エアロパーツを中心に幾つかの新しいパーツを検証。ペドロ・アコスタは68ラップを周回して0.355秒差の5番手。エネア・バスティアニーニは58ラップを周回して0.743秒差の12番手。ブラッド・ビンダーは3.4レースに相当する最多85ラップ、周回して1.036秒差の16番手。第4戦スペインGPに欠場したマーベリック・ビニャーレスの代役としてテストライダーのダニエル・ペドロサは50ラップを周回。

ホンダ

現行のパッケージの改良に注力。次戦のホームグランプリを前に、週末に最も傑出したパフォーマンスを披露したヨハン・ザルコは67ラップを周回して0.714秒差の9番手。ディオゴ・モレイラが午前中に4コーナーで転倒を喫したが、70ラップを周回して0.934秒差の13番手。ルカ・マリーニは65ラップを周回して0.952秒差の14番手。ジョアン・ミルは57ラップを周回して1.033秒差の15番手。

ヤマハ

『V4』プロジェクトを前進させる上で、比較的に新しいバイクの確固たる基盤を構築するために、今回の重要な走行時間を活かして、4人のフルエントリーライダーたちが積極的に周回を重ねながら、新しいパーツを評価するだけでなく、現状のパッケージをより深く理解し、今後の方向性をより明確にすることに専念すると、1年前の公式予選でオールタイムラップレコード(1分35秒610)を記録したファビオ・クアルタラロは80ラップを周回。ヤマハ勢最高位の14位に進出したグランプリレースの3ラップ目に刻んだ1分38秒380を1.941秒も更新する1分36.439を記録して、トップタイムから0.495秒差の7番手に進出すれば、アレックス・リンスは50ラップを周回して1.597秒差の22番手。ジャック・ミラーは午後に2コーナーで転倒したが、59ラップを周回して1.064秒差の17番手。トプラク・ラズガトリオグルは午前中に3コーナーで転倒したが、70ラップを周回して1.546秒差の21番手。

Fabio Quartararo, Monster Energy Yamaha MotoGP™ Team, MotoGP™ Jerez Official Test
Fabio Quartararo, Monster Energy Yamaha MotoGP™ Team, MotoGP™ Jerez Official Test

次回オフィシャルテスト

シーズンが入ってから2度目のオフィシャルテスト第6戦カタルーニャGP後の5月18日にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催。

シーズン5戦目

第5戦フランスGPは来週末の5月8日から10日にルマンのブガッティ・サーキットで開催。翌週末には今季2度目の2連戦の2戦目となる第6戦カタルーニャGPが開催される。

RESULTS

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