「自己採点は10点満点」

ハイスピードトラックのムジェロで右肩と右足の手術から復帰したマルク・マルケスが4番グリッドからティソ・スプリントで5位、グランプリレースで7位に進出

ドゥカティ・レノボ・チームマルク・マルケスは、所属するファクトリーとチームのホームグランプリとなる第7戦イタリアGPで復帰。第5戦フランスGPのティソ・スプリントで転倒した際に骨折した右足第5中足骨とパフォーマンスに支障をもたらす原因となっていた、過去の骨折で固定するために埋めていた2本のネジと骨片を除去する手術を5月10日に受けたことから、フリープラクティス1で19日ぶりにドゥカティ機に乗り込み、回復具合を確認しながら13ラップを周回して15番手。

プラクティスで22ラップを周回して6番手に浮上。直接進出した公式予選2でドゥカティ勢の最高位となる4番手に進出。

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Brembo Grand Prix of Italy
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Brembo Grand Prix of Italy

11ラップのティソ・スプリントは9.055秒差の5位。23ラップのグランプリレースは、1ラップ目から4番手で周回を重ね、終盤3人に抜かれて10.762秒差の7位。週末に14ポイントを稼ぎ、総合9位から8位に浮上した。

「良かった。特に週末の終わり方には満足。それに週末を通じて自分の期待を上回ったと思う。ムジェロに来ることに不安があった。それは体調が万全では状態の時に走りたいトラックではないから。週末はひたすら懸命に働き、自分の出発点を探し求めた。そこから、今後の改善を図るつもり。」

「レース中ずっとグループの前に位置して4位争いにトライしたけど、そのポジションを失うことは承知していた。終盤が自分の弱点だと自覚していたから。」

Marc Marquez, Pedro Acosta,, Brembo Grand Prix of Italy
Marc Marquez, Pedro Acosta,, Brembo Grand Prix of Italy

ペドロ・アコスタとのバトル

「自分のバイクが彼のバイクより優れていると分かっていたからこそ、彼と闘った。僕はいつも正直。今日は経験に頼った。もし抜かれても、ストレートでスリップストリームを利用して抜き返せることは分かっていた。」

「彼について何と言えばいい?素晴らしいライダー。トップクラスのライダーと互角に戦えるバイクに乗っていれば、間違いなく、チャンピオンシップ争いに加わるだろう。」

Marc Marquez, Pedro Acosta,, Brembo Grand Prix of Italy
Marc Marquez, Pedro Acosta,, Brembo Grand Prix of Italy

感情的にならずに一途に完走を目指す

「2、3コーナーで熱くなってしてまった。小椋に抜かれ、もう1人に抜かれ、戻ろうと思ったけど、とにかく呼吸を整えるしかなかった。終盤に入ってから、彼らの方が僕たちよりも速いことが分かっていたし、バイクの上で疲れ果てていて、少しでも動けば、転倒は免れない状態だったから、その時点で諦めて、どのポジションで終わろうとも完走することに決意した。」

次戦ハンガリーGP

「まずは肩がこれからの数日間でどのように反応するかを理解することが大切。肩ではこういうことが起こるから。医師に相談すれば、もっと詳しく説明してくれるだろう。肩の筋肉が限界に達し、もうこれ以上動かせなくなると、関節包が引っ張られ始め、その時に炎症が悪化してしまう。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Michelin® Grand Prix of Hungary
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Michelin® Grand Prix of Hungary

「今日はレース中にそのことに気づいた。僕にとって最も重要で根本的なことは、手に痺れがなかったこと。疲労感はあったけど、感覚は完全に保たれていた。」

神経機能の回復

「手術の純粋かつ単純な目的は神経機能の改善。良くなった。論理的に考えると、これからの課題は100%がどこにあるのかを理解すること。そこに到達するには、レベルに関係なく、毎日100%の力を出し切る必要がある。」

自己採点

「10点満点。個人的には、特に出発点としては、とても良い週末だった。これからどうなるか見てみよう。当然、5位や7位、あるいはトップから10秒遅れでフィニッシュするのは嫌だけど、今はそれが現状だし、受け入れるしかない。表彰台に立ったことがないのに優勝を夢見ることはできない。体調が万全でないのに、表彰台を目指すことはできない。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Brembo Grand Prix of Italy
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Brembo Grand Prix of Italy

チャンピオンシップ

「今はそんなことを考える時ではない。ただ進歩し続けることに集中すべき。ポイントを取り戻すことを考えると、ポイントを失ってしまう。僕たちはできる限り最善を尽くす。」

ポイントリーダーから106ポイント差のマルク・マルケスは、今週末に昨年ポールポジションからティソ・スプリントで優勝、グランプリレースで優勝を挙げた左回りトラック、バラトンパークに挑戦する。

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