プレスカンファレンス~「攻撃こそが最大の防御」

シーズン20戦目の開催を前にマルク・マルケス、マルコ・ベッツェッキがプレスカンファレンスに出席

第20戦カタールGPのプレスカンファレンスは、11月5日にルサイル・インターナショナル・サーキットのプレスカンファレンスルームで開催され、総合1位マルク・マルケスと総合3位マルコ・ベッツェッキが出席。前戦マレーシアGPを振り返り、明日開幕するシーズン20戦目の期待を語った。

マルク・マルケス

「正直なところ、別の場所にいたいと言うのが本音だけど、一番遅い便に乗って、一番早い便で帰国するつもり。僕は落ち着いていたいから、サーキットにはかなり早く入るタイプだけど、雰囲気や統計的な確率を考えると、できるだけ遅く到着して、できるだけ早く出発しようと思う。とはいえ、僕たちはここにいる。レースに向けて準備を進め、集中する。」

Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marc Marquez, Ducati Lenovo Team, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

「30と8という数字のことは知っているけど、まだまだ道のりが長いように感じる。まだまだ多くのことが起こらなければいけないから、今はタイトルについて考えたり、早く勝ち取りたいという焦りや不安に駆られたりするのは間違いだろう。マレーシアの時よりは近づいているけど、手の届くところまで来ているという意味ではなく、むしろまだ遠いと感じる。何が起こるか分からない。様々なことが起こり得るから、冷静さを保ち、いつもと同じ集中力とメンタリティで臨む必要がある。」

「メンタリティはこれまでと変わらない。ライバルはこれまで以上に強くなっていると考える。もし彼らが調子を崩せば、それはボーナスだけど、マレーシアの時と同じように、最初のフリープラクティスから全開で走り、限界を探り、集中力を維持する。そして週末を通して、ライバル、特にアプリリア勢がどこまで追い詰めてくるかを確認する。彼らは非常に速いと思う。ファビオ・ディ・ジャンアントニオも速い。このトラックは彼らに非常に合っている。僕たちはできる限り集中力を維持し、もし彼らにタイムを奪われたとしても、できるだけ少なく抑えたい。タイムを稼げるなら稼ぐ。だけど、無茶はできません。残り2戦で少しでも有利な状況になるように、着実に準備を進めていかなければいけない。」

Marc Marquez, Press Conference, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marc Marquez, Press Conference, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

「マレーシアでは、最初のフリープラクティスから調子が良かった。時々、なぜか分からないけれど、とにかく上手くいく時がある。まさにそんな週末だった。ピットを出て直ぐ、最初のランから手応えを感じた。バイクは止まり、曲がり、プッシュもスムーズだった。日曜日は自分が求めていたもの、探していたものを見つけることができた。それに、アレックス・マルケスが後ろに位置していたので、さらに安心した。彼は『力があればアタックする。そうでなければ...』と言っていたけど、結局、怪我をしていたから、力はそれほど残っていなかった。終盤に苦しむだろうと予想していたけど、レース自体はとても快適に走ることができた。」

Marc Marquez, Press Conference, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marc Marquez, Press Conference, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

「チャンピオンシップを祝えるなら、場所は関係ない。このサーキットは雰囲気的に理想的とは言えない。僕たちはラテン系だから、バレンシアやヘレスといった雰囲気が好き。だけど、全力を尽くして、可能な限り多くのポイントを獲得することが一番重要。」

「僕にとって決定的な局面は、アプリリア勢のリタイアだった。僕はただ自分の仕事に取り組み、調子が良い時は勝ちに行き、そうでない時は苦しんだけど、102ポイントを取り戻すには、彼らが与えてくれたチャンスを活かさなければいけなかった。そうでなければ、ポイントを取り戻すことは不可能だった。あの経験を踏まえると、今度は自分がポイントを無駄にするわけにはいかない。だからこそ、焦ってはいけない。集中力を維持し、何が起こるか分からないことを理解し、憶測でレースに出るのではなく、攻撃こそが最大の防御であることを認識しなければいけない。」

Marc Marquez, Marco Bezzecchi, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marc Marquez, Marco Bezzecchi, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

マルコ・ベッツェッキ

「かなり現実的な見方をしている。これは明らかに難しい状況。不可能に近いケースだということ。それが現実。かなり大きな差があるけど、できる限り速く走って、戦いを続けたい。簡単ではないだろう。マルク・マルケスは昨年、ここで本当に速くて、2レースとも優勝を挙げた。僕たちは苦戦し、かなり遅かったけど、今は状況が大きく違う。トップライダーたちと戦えるようトライしたい。」

「週末に落胆したり、打ちのめされたりするような気持ちにはなりたくない。常にゲームの中で数学を考えているという意味で、数学は頭の中にある。そして、それを上手くこなすための強い決意と力を持っている。」

Marco Bezzecchi, Press Conference, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marco Bezzecchi, Press Conference, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

「バイクに乗る時も乗らない時も、自分自身を奮い立たせ、最大限の力を発揮しようと思っている。最大限の力を出せば、良い結果、完璧な結果が期待できる。結果が少し悪かったとしても、少なくとも全力を尽くしたということであり、これからも向上を目指して努力を続けたいという気持ちの表れだと思う。」

「昨年はまるで彼女と同棲を始めた最初の1週間みたいだった。しょっちゅう喧嘩していた。今は関係がずっと良くなったから、今年は上手くいくと良い。」

Marc Marquez, Marco Bezzecchi, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar
Marc Marquez, Marco Bezzecchi, Press Conference, Qatar Airways Grand Prix of Qatar

「キミ・アントネッリは素晴らしかった。信じられないようなことを成し遂げた。素晴らしいシーズンだった。沢山の素晴らしいレースがあり、全体的に見て、素晴らしい1年だったから、彼と彼の家族をハグするのが本当に待ち遠しい。歴史に重要な1ページを刻み、イタリアのモータースポーツ界にとって、長年欠けていたものを取り戻した。彼はイタリアのファンの心に情熱と熱意を再び燃え上がらせた。モータースポーツ界全体にもその情熱をもたらした。要するに、彼は僕たちに夢のような体験を与えてくれた。」

Moto2™

フィリップアイランド・サーキットで開催された第18戦オーストラリアGPのフリープラクティス1で右手の親指を骨折したアロン・カネトと左肩を脱臼したセルジオ・ガルシアは欠場。セルジオ・ガルシアの代役は第19戦マレーシアGPに引き続き、マッテオ・フェラーリが起用される。

Moto3™

モーターランド・アラゴンで開催された第13戦アラゴンGPの決勝レースで転倒した際に右足首を骨折したコーマック・ブキャナンは、第14戦サンマリノ&リミニ・リビエラGPから7戦連続の欠場。3年目のモトジュニア世界選手権で自己最高位の総合18位に進出した19歳の南アフリカ出身のコゴポツォ・モノニャネが代役として世界舞台に初参戦。

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