第17戦インドネシアGPのグランプリレース(周回数27ラップ)は、10月11日現地時間15時00分からプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われ、2番グリッドのマルコ・ベッツェッキがウォームアップ走行で週末3度目の1番時計を記録した後、1ラップ目から2番手を走行。ラウール・フェルナンデェスを追走すると、ファステストラップを刻んだ19ラップ目トップに飛び出して第7戦イタリアGP以来10戦ぶり今季5勝目を挙げ、イタリアに通算300勝をもたらした。
ラウール・フェルナンデェス2位
気温29度、路面温度62度のドライコンディションの中、ポールポジションのラウール・フェルナンデェスはティソ・スプリントの転倒で右手の人差し指に亀裂が入ったことから、ブレーキを中指でかけることを強いられたが、スタート直後の2コーナーでトップに飛び出し、2ラップ目、4ラップ目、5ラップ目にファステストラップを刻んでレースをリードしたが、19ラップ目マルコ・ベッツェッキに抜かれて4.260秒差の2位に入り、5戦ぶり5度目の表彰台を獲得。
ポイントリーダーの座を奪回
5番グリッドのホルヘ・マルティンはウォームアップ走行の6ラップ目11コーナーで自己最多となる17度目の転倒を喫したが、3ラップ目3番手に浮上。6.890秒差の3位に入り、3戦連続9度目の表彰台を獲得。
アプリリアが第5戦フランスGP、第10戦オランダGP、第12戦イギリスGPに続き、今季4度目の表彰台を独占。
史上初のトップ4独占
7番グリッドの小椋藍はウォームアップ走行で10番手だった後、1ラップ目9番手に後退したが、2ラップ目8番手、13ラップ目7番手、18ラップ目6番手、21ラップ目5番手、25ラップ目4番手に浮上して9.378秒差の4位。アプリリアが史上初めてトップ4を独占した。
アプリリア勢とドゥカティ勢に割って入る5位
9番グリッドのペドロ・アコスタは9.492秒差の5位。今季10度目のトップ5入りを果たし、14番グリッドのエネア・バスティアニーニは10位。16番グリッドのブラッド・ビンダーは11位。18番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは最後尾の17位完走した後、フロントタイヤのタイヤプレッシャーに違反があったことから16秒加算のペナルティが科せられたが、順位は17位。
ドゥカティ勢最高位は6位
キャリア通算300戦目となった4番グリッドのマルク・マルケスは10.778秒差の6位。
8番グリッドのアレックス・マルケスは7位。3番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは8位。11番グリッドのフランコ・モルビデリは14位。
6番グリッドのフェルミン・アルデグエルは2ラップ目の16コーナーで週末4度目、今季11度目の転倒。10番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは6ラップ目の17コーナーで今季12度目の転倒。
12番グリッドのファビオ・クアルタラロは19.999秒差の9位。2戦連続7度目のトップ10入り、13番グリッドのアレックス・リンスは今季9度目のポイント圏内となる15位。17番グリッドのジャック・ミラーは6ラップ目の2コーナーで週末2度目、今季16度目の転倒。19番グリッドのトプラク・ラズガトリオグルはフリープラクティス2の転倒で脱臼した右肩の状態が良くないことから8ラップ目にリタイア。
15番グリッドのルカ・マリーニは22.656秒差の12位。開幕戦タイGPから17戦連続してポイント圏内に進出し、20番グリッドのヨハン・ザルコは13位。21番グリッドのディオゴ・モレイラは16位。ティソ・スプリントで20位完走を果たしたアレイシ・エスパルガロは3月に負った怪我による活動休止期間に加え、インドネシア特有の気候による身体的な負担が影響していることから欠場を判断した。
チャンピオンシップ
残り5戦185ポイントのタイトル争いは、総合2位ホルヘ・マルティンが16ポイントを加算。ポイントリーダーに返り咲けば、マルク・マルケスは2ポイント差の総合2位に後退。総合3位マルコ・ベッツェッキは59ポイント差から46ポイント差に接近。
総合5位小椋藍は97ポイント差から96ポイント差の4位に浮上。総合4位ペドロ・アコスタは96ポイント差から97ポイント差の5位に後退した。
RIDER OF THE RACE
世界で最もエキサイティングなスポーツを愛するファンがグランプリレースで最も傑出したパフォーマンスを見せたライダーに投票する『ライダー・オブ・ザ・レース』はマルコ・ベッツェッキが第2戦ブラジルGP、第3戦アメリカGPに続き3度目の受賞。
シーズン18戦目
オーバーシーズの3戦目となる第18戦オーストラリアGPは10月23日から25日にフィリップアイランド・サーキットで開催。