1997年9月1日生まれ(2026年開幕時の年齢は28歳)。出身地はスペイン・バレアレス諸島州のパルマ・デ・マヨルカ。10歳からバイクを乗り始め、2013年から『レッドブル・ルーキーズ・カップ』に参戦。1年目総合9位、2年目はホルヘ・マルティンとのタイトル争いを繰り広げ、3勝を挙げて総合2位に進出。
2015年は『Moto3™ジュニア世界選手権』に初参戦すると、デビュー戦で優勝。ニコロ・ブレガ、アルベルト・アレナス、アロン・カネト、ジャウメ・マシアらとタイトル争いを繰り広げ、最多4勝を挙げて総合4位に進出し、尾野弘樹の負傷代役としてレパード・レーシングから『Moto3™』にデビューした第16戦オーストラリアGPでは転倒リタイアを喫したが、トップグループで走行。
そのパフォーマンスが評価され、2016年はチーム内の昇格という形で世界舞台に挑戦。第10戦オーストリアGPで初のポールポジションから初優勝を挙げ、総合5位と新人王を獲得すると、KTM機からホンダ機に乗り換えた2年目は、10勝を含む13度の表彰台を獲得して、チャンピオンに輝く。
2018年は、エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDSから『Moto2™』に参戦。4度の表彰台を獲得して、総合6位と新人王に輝く。
参戦を開始してから4年目の2019年は、2018年6月11日に2年契約を締結したスズキのファクトリーチーム、チーム・スズキ・エクスターから『MotoGP™』に参戦。第10戦チェコGP後のオフィシャルテストで転倒した際の肺挫傷を負ったことから2戦に欠場したが、復帰してからは7戦連続してポイント圏内に進出して総合12位。
2020年5月2日、最高峰クラス2年目のスタート前に契約を更新。契約期間を2年延長し、2022年末までスズキに所属することが決定すると、第5戦オーストリアGPで初表彰台の2位を獲得。最高峰クラス29戦目となった第13戦ヨーロッパGPで初優勝を挙げ、第14戦バレンシアGPで史上最年少9番目となるチャンピオンに輝き、スズキのライダーとしては、2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア以来20年ぶり6人目の王者に就位。
2021年は、6度の表彰台を獲得して総合3位。2022年は第13戦オーストリアGPで右足首を負傷したことから4戦に欠場して総合15位。
2023年は、2022年8月30日にホンダ・レーシングとの間で2年契約を締結し、ファクトリーチームのレプソル・ホンダ・チームから参戦。スズキ機からホンダ機に乗り換えたが、自己最多となる24回の転倒を数え、第2戦アルゼンチンGPで頭部と頸部を外傷、第6戦イタリアGPで右手を挫傷、最終戦バレンシアGPで頸部を負傷したことから5レースに欠場して総合22位。2024年は総合21位。
2025年は、2024年7月26日に契約期間を2026年末まで更新すると、第17戦日本GPと第20戦マレーシアGPで3位表彰台を獲得して総合15位。
フル参戦11年目、プレミアクラス8年目の2026年は、ホンダのファクトリーチーム、ホンダ・HRC・カストロールから継続参戦。