1991年6月10日生まれ(2021年開幕時の年齢は31歳)。出身地は、カタルーニャGPの開催地バルセロナ‐カタルーニャ・サーキット近郊のグラノリェース。2歳の時から父親の影響を受け、兄アレイシと一緒にバイクに乗り始め、10歳の時からカタルーニャ州で開催されたエンデューロの大会に参加。2004年に『カタルーニャ選手権125ccクラス』、2006年に『スペイン選手権125ccクラス』でチャンピンに輝く。
2006年の第7戦カタルーニャGPにワイルドカードとしてデビューすると、23番グリッドから13位で完走。史上最年少ポイント獲得記録を更新(15歳と8日)。後半戦開始の第12戦チェコGPから、アンドレア・イアンノーネの負傷代役として、カンペテーラ・レーシングから終盤6戦に参戦。
2007年、同チームからフル参戦を開始。第14戦ポルトガルGPで、史上最年少4番目となる表彰台を獲得。新人王を獲得した翌年の2008年は、スペイン選手権でタイトルを獲得した古巣のデルビに復帰し、ホームレースとなった第7戦カタルーニャGPで史上最年少4番目となるポールポジションを獲得。2年連続の総合9位に進出。
2009年、49戦目となった第12戦インディアナポリスGPで初優勝。総合4位に進出すると、2010年はマルク・マルケス、ニコラス・テロールとのタイトル争いを繰り広げ、3勝を含む12度の表彰台を獲得し、総合3位に浮上。
2011年、2008年から所属するチームと共に、スピードアップ・チームとのコラボレーションを結成して中量級に昇格。マシンへの順応に時間を費やしたが、第12戦インディアナポリスGPで2位表彰台を獲得。兄アレイシに僅か1ポイント差の総合13位まで追い上げた。
2012年、ポンス・レーシングが母体となったポンス・40・HP・トゥエンティにアレイシの後釜に指名されて移籍。FTRからカレックスの乗り換えると、マルケス兄とのタイトル争いを繰り広げ、4勝を含む11度の表彰台を獲得し、総合2位に進出。
中量級3年目となった2013年は、開幕戦カタールGPで優勝すると、スコット・レディングとのタイトル争いを繰り広げながら6勝を含む10度の表彰台を獲得し、タイトル獲得に成功。
フル参戦8年目の2014年、2013年8月2日にヤマハ発動機との間で2年契約を締結し、サテライトチームのモンスター・ヤマハ・テック3から最高峰クラスへの挑戦を開始。1年目にサテライト勢の最高位となる総合6位に進出し、2度目の新人王を獲得。
2015年は、総合9位に後退したが、7月にはヤマハのファクトリーチームからチームメイトのブラドリー・スミス、全日本王者の中須賀克行と共に世界耐久選手権の鈴鹿8時間耐久レースに初参戦、初優勝を達成。
2016年は、モンスター・ヤマハ・テック3から継続参戦してインディペンデントチームライダー勢の2番手となる総合8位に進出。
2017年は、新規参戦となったKTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングから参戦。シーズンを通じて開発作業に取り組み、1年目は総合17位。2年目は最高峰クラス86戦目となった最終戦バレンシアGPで初めて表彰台を獲得して、総合14位。3年目総合11位。4年目の2020年は5度の3位を獲得して総合5位に進出。
フル参戦15年目、最高峰クラス8年目となる2021年は、2020年7月13日にホンダ・レーシングとの間で2年契約を締結し、ファクトリーチームのレプソル・ホンダ・チームから参戦する。