「スタートで何をしたのか分からない」

プレミアクラスでのワーストグリッドから17人を抜き、ポジションを19つ上げて4位獲得

チーム・スズキ・エクスターアレックス・リンスは、第5戦ポルトガルGPの決勝レースで8列目23番グリッドからスタートで10番手まで挽回すると、4ラップ目8番手、8ラップ目6番手、19ラップ目には4番手まで浮上。優勝者から9.633秒差の4位でチェッカーフラッグを受けて13ポイントを加算し、優勝数で総合2位を維持したが、ポイントリーダーと同じポイント数で並んだ。

「スタートで何をしたのか分からない。シグナルは遠かった。外側に飛び出し、それはリスクだったけど、フィニッシュラインを10番手、11番手あたりで通過したことは何も簡単なことではなかった。おそらく、オースティンのカンバック(1ラップ目の10番手から2位)よりも高い価値を与えられるかもしれない。後方からのスタートは簡単ではない。」

「アレイシ・エスパルガロに追いついたとき、フロントタイヤの右側が既に消耗していたから、そこに留まることを選んだ。一度追い抜こうとしたけど、できなかったから、後続から逃げて4位を確保するために一緒に走ることにした。」

「週末の良いところは、結果と自信。多くの人たちはサポートを示してくれなかったけど、今日はそう多くのサポートがあった。これから見方が変わってくれるかもしれない。」

「今は自分自身とライディングスタイルをよりコントロールできるようになり、限界がどこなのかハッキリと感じられた。エンジンの進化のおかげで、バイクをより良く感じることができるかもしれない。昨年は大変だったけど、フィジカルトレーナーと一緒に良いプレシーズンを過ごした。」

「非常に重要なポイントを稼いだ。ファビオ・クアルタラロと同じポイント数だ。正直なところ、以前から厳しいように思えた自分の可能性を信じていた。グッドなリズムとストロングなフィニッシュができることは分かっていた。昨日と今日は対照的だったけど、レースが嬉しい。さあ、ヘレスに行こう!」と17人抜きを達成したレースを振り返った。

開幕から7位、5位、3位、2位、4位に進出したアレックス・リンスは、昨年3ラップ目の転倒で20位だったヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでポイントリーダーのファビオ・クアルタラロに挑戦する。

 

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