
#QatarTest ティーザー
最高峰クラスは、3月1日から3日間、開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットで今年3度目、プレシーズン4度目のオフィシャルテストを実施。3月18日のシーズンスタートに向けて、最後のテストに取り組む。
初めて訪れたチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された今年2度目のオフィシャルテストで、2013年2月のオフィシャルテスト(セパン1)以来となる総合1番手に進出したダニ・ペドロサは、セパン・インターナショナル・サーキットで開催された今年最初のオフィシャルテストに続き、2度目のロングランを実行すれば、総合3番手だったマルク・マルケスも最終日に20ラップのレースシミュレーションを実行。第3のファクトリーライダー、カル・クラッチローは、マレーシアで総合3番手、タイで総合4番手に進出するなど、ホンダ勢が例年以上に早い仕上がりを見せ、最後のテストに挑む。
今年2度目のオフィシャルテストでヤマハ勢の最高位となる総合2番手に進出したのは、16年型を使用することを決断したヨハン・ザルコ。総合7番手から8番手、9番手から12番手に後退したマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、昨年ダブル表彰台を獲得した当地で、電子制御を中心としたテストプログラムに集中。
ドゥカティ勢は、総合7番手のアンドレア・ドビツィオーソとダニロ・ペトルッチが順調にテストプログラムを消化したが、総合1番手から16番手に後退したホルヘ・ロレンソは、17年型と18年型の組み合わせを要求。
一方で17年型を使用するジャック・ミラーは、総合5番手と6番手に進出。ドゥカティ勢で唯一ロングランを実行すれば、ティト・ラバットはフロントの信頼感を掴み始めて、総合11番手に浮上。アルバロ・バウティスタは、ガソリン不足の問題で総合17番手に後退したが、結果以上にフィーリングが良いことを最終日後に説明。
スズキは、総合6番手と5番手に躍進したアレックス・リンスが、ライダーとバイクの戦闘的が確実に高まっていることを証明すれば、数か月間に実行してきた改良の最終的な比較テストに専念したアンドレア・イアンノーネは、明白となったアイデアを持って、カタールに乗り込む。
アプリリアのアレイシ・エスパルガロとスコット・レディングは、前回のオフィシャルテスト後、イタリアに直行。空洞試験を実行すれば、KTMは、腰椎の手術を受けたポル・エスパルガロが復帰を予定。ブラッドリー・スミスと共に、テストプログラムを進める。
新人勢では、最終日に今年2度目のロングランを実行した総合10番手の中上貴晶が連続して最高位に進出。3日間連続して転倒を喫した総合13番手のフランコ・モルビデッリ、総合21番手のトーマス・ルティ、総合24番手のチャビエル・シメオンは、マシン適応のプログラムを継続。ハフィス・シャリンは、レギュラーライダーとして本格的なテストに取り組む。
今回のオフィシャルテスト最終日には、トラック上に水を撒き、ナイトセッションでのウェットテストを実行。照明の反射や路面状態などを確認する。
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