決勝レース:ロレンソがドゥカティのホームで初優勝

イタリアンファクトリーのドゥカティがホームレースで初のワンツーフィニッシュを達成。ロッシが3位表彰台。マルケスが転倒。

第6戦イタリアGPの決勝レースは3日、ムジェロ・サーキットで行われ、2番グリッドからスタートした総合14位のホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めるとレースの主導権を握り、ドゥカティ所属24戦目で初優勝。16年11月の最終戦バレンシアGP以来、最高峰クラスで45勝目、当地で7勝目、キャリア通算66勝目を挙げ、総合10位に浮上した。

気温29度、路面温度51度のドライコンディションの中、7番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、6.370秒差の2位に入り、開幕戦カタールGP以来今季2度目の表彰台。ドゥカティ・チームが地元で初めてとなるワンツーフィニッシュを達成。

ポールポジションのバレンティーノ・ロッシは、6.629秒差の3位に入り、2戦連続3度目の3位表彰台を獲得。

4番グリッドのアンドレア・イアンノーネは4位。10番グリッドのアレックス・リンス、8番グリッドのカル・クラッチロー、5番グリッドのダニロ・ペトルッチ、3番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、16番グリッドのアルバロ・バウティスタ、9番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。

6番グリッドのマルク・マルケスは、2番手走行中の5ラップ目10コーナーで週末2度目、今季8度目の転倒を喫した後、18番手でレースに復帰して16位。

18番グリッドの中上貴晶は、スタート直後の2コーナーで今季4度目の転倒した後、ピットインでマシンを修復。5ラップ遅れの18位で完走すれば、20番グリッドのダニ・ペドロサは、スタート直後の2コーナーで転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスがポイント圏内に進出できず、総合4位のロッシが23ポイント差の総合2位に浮上した。

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