決勝レース:マルティンが今季3勝目で総合1位に再浮上

カネト、バスティアニーニが表彰台。ベツェッキは転倒。日本勢の最高位は鈴木の13位。

第8戦TTアッセンの決勝レースは1日、TT・サーキット・アッセンで行われ、今季5度目のポールポジションからスタートした総合3位のホルヘ・マルティンが終盤に抜け出して今季4勝目、通算5勝目を挙げて、第3戦アメリカズGP以来、5戦ぶりにポイントリーダーに再浮上した。

気温23度、路面温度35度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した4番グリッドのアロン・カネトは、0.665秒差の2位。第2戦アルゼンチンGP以来今季の最高位タイを獲得すれば、2番グリッドのエネア・バスティアニーニは、0.718秒差の3位。2戦連続3度目の表彰台を獲得した。

15番グリッドのジャウマ・マシアは、9人の4位に争いに競り勝ち、自己最高位を獲得。23番グリッドのヤコブ・コーンフィール、5番グリッドのロレンソォ・ダッラ・ポルタ、17番グリッドのダーリン・ビンダー、10番グリッドのガブリエル・ロドリゴ、7番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオが続き、3番グリッドのニコロ・ブレガが今季の最高位となる10位。

16番グリッドの鈴木竜生は、6人による13位争いに競り勝ち、ウォームアップ走行で2番手に進出した29番グリッドの鳥羽海渡は16位まで挽回。27番グリッドの佐々木歩夢は19位。24番グリッドの真崎一輝は20位。22番グリッドの小椋藍は23位。

6番グリッドのジョン・マックフィーは、5番手走行中のラスト2ラップに今季5度目の転倒。ウォームアップ走行で今季9度目の転倒を喫した8番グリッドのマルコ・ベツェッキは、4番手走行中のラストラップに週末2度目、今季10度目の転倒を喫した。

チャンピオンシップは、4勝目を挙げたマルティンが総合1位に飛び出し、2度目の転倒リタイアを喫したベツェッキは2ポイント差の総合2位、9位のディ・ジャンアントニオは14ポイント差の総合3位に後退した。

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