決勝レース:バグナイアがタイトル獲得に前進する7勝目

マリーニ、オリベイラが表彰台。長島が日本GP前に自己最高位の8位を獲得。

第15戦タイGPの決勝レースは7日、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、6番グリッドのフランセスコ・バグナイアが今季7勝目。母国イタリアにチャンピオンシップで史上初となる通算800勝をもたらした。

気温33度、路面温度56度のドライコンディションの中、3番グリッドのルカ・マリーニは、1.512秒差の2位。今季4度目の表彰台を獲得し、中量級参戦2年目のスカイ・レーシング・チーム・VR46が初のワンツーフィニッシュを決めれば、ウォームアップ走行で1番手に進出した5番グリッドのミゲール・オリベイラは、1.651秒差の3位に入り、今季9度目の表彰台。

7番グリッドのブラッド・ビンダーは、1.808秒差の4位。8番グリッドのファビオ・クアルタラロ、4番グリッドのマティア・パシーニが続き、12番グリッドのイケル・レオクナは7位。

18番グリッドの長島哲太は、16.903秒差の8位。ホームグランプリを前に自己最高位を獲得すれば、16番グリッドのアンドレア・ロカテッリ、13番グリッドのシモーネ・コルシがトップ10入り。

2番グリッドのアレックス・マルケスは、4番手走行中の6ラップ目に今季14度目の転倒。ポールポジションのロレンソォ・バルダッサーリは、6番手走行中の9ラップ目に今季12度目の転倒リタイアを喫した。

残り4戦100ポイントのタイトル争いとなったチャンピオンシップは、総合1位バグナイアと総合2位オリベイラのギャップが19ポイント差から28ポイント差に拡大した。

RESULTS

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