スペインで初めてチャンピオンシップが開催されたのは、51年4月8日の開幕戦スペインGP。バルセロナ市内の丘、モンジュイックの丘にある公道を利用したコースでグランプリが初開催されてから、68年後の今年、第4戦スペインGPの最高峰クラス決勝レースで通算400レース目を迎える。
モンジュイックの丘に続いて開催されたのは、ハラマ・サーキット。首都マドリード郊外に建設されたサーキットで69年に初開催されると、88年にヘレス・サーキット、92年にカタルーニャ・サーキット、99年にサーキット・リカルド・トルモ、10年にはモーターランド・アラゴンが開催日程に加わった。
クラス別では、軽量級(125ccクラス/ Moto3™クラス)が最多の123レースを実施。中量級(250ccクラス/ Moto2™クラス)が120レース、最高峰クラス(500ccクラス/ MotoGP™クラス)が112レース、50ccクラスが22レース、80ccクラスが8レース、350ccクラスが12レース。
スペインでの最多勝は、21勝を挙げたバレンティーノ・ロッシ。17勝のホルヘ・ロレンソ、15勝のダニ・ペドロサ、11勝のマルク・マルケスが続き、レジェンドのアンヘル・ニエトは11勝を記録。
今年で33年連続の開催を迎えるヘレス・サーキットは、98レースを実施。最高峰クラスの決勝レースが101レース目となる。
初めてのアクセスですか?登録