レッドブル・ルーキーズ・カップ～國井とタタイが優勝

レッドブル・ルーキーズ・カップの開幕戦スペイン・ヘレス大会は週末、第４戦スペインＧＰの併催として、１か月前にオフィシャルテストを実施したヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催。１８年シーズンからの継続組で、『Moto3™ Junior World Championship（Moto3™ジュニア世界選手権）』に参戦する３人のヤングライダーたちが優勝争いを繰り広げた。

第１レースは、ポールポジションの國井勇輝（くにいゆうき）がゴールラインまで繰り広げられた優勝を僅少さで競り勝ち、昨年の第２戦イタリア・ムジェロ大会第１レー以来となる２勝目を挙げれば、３番グリッドのカルロス・タタイ（スペイン）は、０.１３０秒差の２位、２番グリッドのバリー・バルトゥス（ベルギー）は、０.３８０秒差の３位を獲得。

第２レースは、再び３人が優勝争いを展開したが、バルトゥスが最終ラップに接触転倒。タタイが優勝、國井が０.１９９秒差の２位。第１レースで１６位だったマッテオ・ベルテッレ（イタリア）が８人のグループ争いに競り勝って３位表彰台を獲得。

デビュー戦となったの埜口遥希（のぐちはるき）は、４番グリッドから６位と５位に進出した。

次戦は、イタリア・ムジェロ大会。６月１日に決勝レースが開催される。