決勝レース:アントネッリ&鈴木がワンツーフィニッシュ!

15年前の14年に故シモンチェリが初優勝を挙げたヘレスで遺志を継いだSIC58の両雄が優勝、2位を獲得。

第4戦スペインGPの決勝レースは5日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、4番グリッドのニッコロ・アントネッリがゴールラインまで繰り広げられた10人の優勝争いい競り勝ち、3年前の開幕戦カタールGP以来通算4勝目となる優勝を挙げ、参戦3年目のSIC58・スクアドラ・コルセに初優勝をもたらした。

気温19度、路面温度30度のドライコンディションの中、2番グリッドの鈴木竜生は、0.242秒差の2位。参戦75戦目で初表彰台を獲得すれば、3番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは、0.305の3位表彰台を獲得。

前戦アメリカズGPで優勝を挙げた7番グリッドのアロン・カネトは4位。膵臓の損傷から復帰した9番グリッドのアルベルト・アレナスと右鎖骨骨折から復帰した12番グリッドのヤコブ・コーンフィールは5位と7位。

24番グリッドの鳥羽海渡は、6ラップ目にトップとのギャップが6.618秒差まで広がったが、1.133秒差の6位まで挽回。ポールポジションのロレンソォ・ダッラ・ポルタは8位。

20番グリッドの小椋藍は、1.430秒差の9位。初めてシングルフィニッシュを達成すれば、ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ13番グリッドのアンドレア・ミニョは10位。

22番グリッドの真崎一輝は、今季初のポイント圏内となる13位。11番グリッドの佐々木歩夢は15位。

15番グリッドのジャウメ・マシアは、3ラップ目に今季5度目の転倒を喫してリタイアした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマシアが13ポイント差の総合3位に後退。総合2位のカネトがポイントリーダーに飛び出し、総合4位のアントネッリが1ポイント差の総合2位に浮上した。

軽量級は当地に延滞。7日にオフィシャルテストを実施する。

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