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2019-08-04
By motogp.com

課題の克服を強調するビニャーレス「20年のことは考えたくない」

次戦オーストリアGPで上位進出を狙うため、現行型の改善に集中することを説明。

モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPマーベリック・ビニャーレスは、第10戦チェコGPの決勝レースで3列目9番グリッドからオープニングラップで15番手まで後退した後、5人を抜いて10位まで挽回した。

「トラックの濡れたところからスタートした。これが多少の欠点となったことは確かだ。僕の前に位置していたアレックス・リンスは僕と同じ右側からスタートしたけど、OKだった。フランセスコ・バグナイアを抜くのに7ラップも費やしてしまった。彼は僕よりも1.5秒もペースが遅いけど、トップスピードとトラクションの不足が原因で抜くことができなかった。」

「バグナイアを抜くのに7ラップも費やしてしまった。トップスピードとトラクションの不足が原因」

「これがヤマハで起こっていること。グリップが低いと機能しない。アッセンとザクセンリンクは幸運だったけど、もし、トラックが乾かなければ、結果は大きく違っていただろう。朝のウォームアップ走行と比較して、大きくグリップを失った。これは僕たちのバイクで頻繁に苦しでいることだから、改善しなければいけない。」

「明日のテストでは、20年のことを考えたくない。まだ先のことだ。理論的に来年のことを考えたバイクが準備されているけど、僕はオーストリアでフロントに進出したいから、来週末に向けて、今のバイクを改善させることが重要だ」と、厳しいレースとなった原因を説明し、オフィシャルテストの意向を語った。

ビニャーレスのポジションドロップ

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