第17戦オーストラリアGPのプレスカンファレンスは24日、フィリップアイランド・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、19年チャンピオンのマルク・マルケス、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合6位のファビオ・クアルタラロ、総合7位のバレンティーノ・ロッシ、総合8位のジャック・ミラー、総合18位のヨハン・ザルコ、中量級から最高峰クラスへの昇格が発表されたイケル・レクオナが出席。前戦日本GPを振り返り、週末の抱負と期待を語った。
マルク・マルケス
「日本でのグレートな週末だった後、僕たちはここオーストラリアに来た。日曜の目標は優勝争い。ここは感じることが必要なサーキットだ。ハイスピードコーナーが沢山あることから感じなければいけない。これは多くのリスクを意味する。それを感じなければ、落ち着き、表彰台か完走にトライしなければいけない。」
「今日は夏のような1日だけど、明日は冬のような1日になるかもしれない。天気は決して分からない。バイクが良く機能して、ハイスピードコーナーで安定感があるヤマハとスズキに対抗するために良い手段で仕事をしよう。彼らに勝つことは難しいだろう。しかし、僕たちはトライする。」
アンドレア・ドビツィオーソ
「少し楽観的過ぎる。昨年は本当に速く、グッドなレースだったから、表彰台に戻りたい。マルク、ヤマハ勢、リンスも強いから難しいだろう。もてぎのレースでは終盤に速く走れた。今シーズンはトラック次第だけど、このようなことが沢山起きたから技術面の理由だと思われるけど、理解しなければいけない。」
「マルクが発言したように、コンディションはとてもストレンジ。全員に影響するだろう。タイヤと風向きも含めて、コンディションを確認しよう。」
ファビオ・クアルタラロ
「ヤマハはこのトラックに対してとても上手く適応すると思うけど、コンディションを確認しよう。マルクが発言したように今日はナイスな天気だけど、週末は非常にトリッキーになりそうだ。」
「優勝に向けて焦点を合わせる必要はない。今までと同じ仕事をするだけ。ステップ・バイ・ステップで取り組み、タイヤの温度を感じよう。本当に好きなトラック。ベストを尽くそう。」
バレンティーノ・ロッシ
「とても、とても長い年月、長い道のりだった。フィリップアイランドで400戦目迎えることは良い。チャンピオンシップを象徴する場所で、他と比較して特別だから、全員が愛するサーキット。ベストの中の1つだ。」
「青い空と最高の天気。誰もがこのような週末にお金を払うだろう。しかし、不運にも好天候は早く来てしまったようだ。天候にファイトしなければいけないけど、それはそれで喜びだ。」
ジャック・ミラー
「誰にとっても走ることが好きな場所。開催日程の中でベストサーキットの1つ。僕にとってはホームグランプリとなり、とても楽しみ。天候は理想的ではないようだけど、フィリップアイランドでは天気予報を確認する意味がない。風向きが変わると、美しい日差しが凍るような寒さに変わってしまう。計画を企てるには、朝まで待たなければいけないだろう。僕自身は本当に良い感じ。日本のレースは残念だったけど、グッドなペースがあった。週末が楽しみ。」
ヨハン・ザルコ
「僕は笑顔。目標を設定するのは難しい。今年のフィーリングを全てクリアーにしたい。このカテゴリーを始めたのは3年前だけど、今年は本当に困難だった。ストーリーが終わったところで、ルーチョ・チェッキネロから3戦に参戦するという電話をもらい、僕は受け入れた。もしかしたら、キャリアで最後の3戦になるかもしれない。2020年の契約を解除するリスクを背負ったけど、僕は本当にレースがしたいと強く感じている。僕の将来は短いけど、激しく生きたい。」
イケル・レクオナ
「この機会が得られたことが本当に嬉しい。これはクレイジーだ。マルク、バレンティーノと一緒にここにいる。子供の頃にテレビで観ていたライダーたちと一緒に走りたいという望みが、ようやく可能となる。この機会を与えてくれたKTMとエルベ・ポンチャラルに感謝したい。」
プレスカンファレンス
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