ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのファビオ・クアルタラロは、第17戦オーストラリアGPの決勝レースで転倒リタイア、今季5度目の0ポイントに終わったが、インディペンデントチームのライダー部門において首位を維持。
表彰台を獲得したジャック・ミラーは38ポイント差から22ポイント差、カル・クラッチローは50ポイント差から30ポイント差に接近したが、フランコ・モルビデッリはタイトル争いから脱落。
残り2戦、50ポイントのタイトル争いにおいて、20歳のフランス人ライダーがチームのホームレースとなる今週末の次戦マレーシアGPで26ポイント差以上のアドバンテージを維持すれば、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに続く、タイトル獲得となる。
インディペンデントチームのチーム部門では、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームが5ポイントを加算すれば、LCR・ホンダは開幕戦カタールGP以来となる今季最多タイの23ポイントを加算し、ギャップを76ポイント差から逆転可能な58ポイント差まで挽回。
タイトル連覇に挑むプラマック・レーシングは、今季最多の29ポイントを加算して、101ポイント差から77ポイント差に接近。
残り2戦、90ポイントのタイトル争い(1戦で獲得可能なポイント数はワンツーフィニッシュで45)で、新規参戦チームがタイトル獲得に挑戦する。
ライダー部門(第17戦オーストラリアGP終了時点)
1. ファビオ・クアルタラロ: 163ポイント
2. ジャック・ミラー: 141ポイント(22ポイント差)
3. カル・クラッチロー: 133ポイント(30ポイント差)
4. フランコ・モルビデッリ: 105ポイント(58ポイント差)
5. 中上貴晶: 74ポイント(89ポイント差)
6. アレイシ・エスパルガロ: 53ポイント(110ポイント差)
チーム部門(第17戦オーストラリアGP終了時点)
1. ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム: 268ポイント
2. LCR・ホンダ: 210ポイント(58ポイント差)
3. プラマック・レーシング: 191ポイント(7ポイント差)
4. アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ: 96ポイント(172ポイント差)
5. レッドブル・KTM・テック3: 41ポイント(227ポイント差)
6. レアーレ・アビンティア・レーシング: 25ポイント(243ポイント差)
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