第18戦マレーシアGPのプレスカンファレンスは31日、セパン・インターナショナル・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、19年チャンピオンのマルク・マルケス、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合6位のファビオ・クアルタラロ、総合8のジャック・ミラー、総合8位のジャック・ミラー、総合9位のカル・クラッチロー、総合23位のハフィス・シャーリンが出席。前戦オーストラリアGPを振り返り、週末の抱負と期待を語った。
マルク・マルケス
「僕たちは好調だ。バイクを楽しんでいる。アラゴンで発言したように、目標は全戦で表彰台を獲得すること。そのために懸命に働く。理論的には、もし昨年と比較すれば、エンジンが改善されたから、良くならなければいけない。2本のストレートで活かさなければいけないけど、昨年はドゥカティ勢が表彰台を逃した。」
「マレーシアでは、午前と午後でコンディションが大きく変わってしまうから、トラックを理解するのは難しい。いつものようにプラクティスで上位に進出し、レースで仕事が反映されるように懸命に働こう。戦略に変更はない。確かに最多ポイントの記録に王手がかかるけど、重要なことではない。今までと同じメンタリティを維持しよう。」
アンドレア・ドビツィオーソ
「ギャップを見なければいけない。それは現実的ではない。最終ラップでミスを犯さなければ、ジャック、バグナイアと一緒に最終コーナーまでファイトをすることができただろう。しかし、レースのギャップは昨年よりも大きい。これは喜べない。ラスト10ラップでタイヤが終わってしまったけど、これは常に走り方が影響する。週末を通じて良い感じがなかった。今シーズンはレース終盤の好不調が激しい。この2年間と比較すると多くの状況で苦しんだけど、総合2位を獲得したことに喜ばなければいけない。」
「マルクを見れば、彼とのギャップは大きすぎる。全てのライダーとのギャップが大きすぎる。全員が不満を言わなければいけない。彼を止めるにはどうすべきかを考えなければいけないけど、それは難しい。」
ファビオ・クアルタラロ
「まだ痛みがあるけど、バイクの上では考えることが幾つもある。僕たちにとって非常に重要な週末となるだろう。チームのホームグランプリだから、大きな期待感があり、誇りに思われるようにベストを尽くそう。」
「ビックなクラッシュがあったとき、心配せずに、フィーリングを失わないために直ぐにバイクに戻りたい。土曜は強風とコンディションの影響を受けて、僅か数ラップしか周回できなかった。不運だったけど、日曜はとても楽しかった。ウォームアップ走行の後で初めて公式予選1に出走。1列目を獲得できることを期待していなかった。レースではクラッシュしてしまったけど、タフなトラックでスピードが見つかったことはポジティブだ。」
ジャック・ミラー
「フィリップアイランドでは、アメージングな1日となった。僕たちはマレーシアに戻ってきて、しっかりとした週末にしたい。ここでのテストは良かったけど、週末とテストを比較することはできない。テストはグッドなコンディションだったから、ベースのセッティングに戻して、いつものように仕事をしよう。」
「長いレースとなるから、タイヤのマネージメントがカギの1つとなる。昨年と紙面上では、ソフトタイヤを履かなければいけないようだ。特に午後のプラクティスと予選で十分な周回を重ねなければいけない。毎日午後2時半、3時に雨が降ることから、日曜に向けて可能な限りの準備を整えるために、プラクティスを通じて、トラックでの走行時間を最大限に利用して、グッドな戦略を試そう。」
カル・クラッチロー
「決定的にもてぎの5位は良かった。良い形でフライアウェイを締め括りたい。昨年は走れなかったけど、今年はテストをした。楽しいサーキットだけど、常に変わりやすいから、ファンタスティックな1つではない。コンディションを確認しよう。」
「チームはホンダと一緒に懸命に働いている。価値のある3週間にするためにグッドなリザルトが必要だ。週末の状況をマネージメントすることに依存するけど、それは全員にとって同じ。長いブレーキングゾーンと高速コーナー、そして方向転換がある容易なサーキットではない。それに暑さが加わる。全員にとって難しいレースだけど、良い仕事をしようとすることが必要だ。」
ハフィス・シャーリン
「ホームグランプリのために、ここに戻ってきた。最高だ。地元ファンの前で走り、期待されることから、当然少しプレッシャーがある。昨夜はセパン・レーシング・チームとのサッカー親善試合があった。彼らは非常に速いから、現時点で彼らを唯一破る手段だった。時々、彼らと一緒にスペインでトレーニングをする。時々ジャックも加わり、小さなバイクでバトルをする。この小さなゲームは、小さなモチベーションを与えてくれる。」
「チームは僕の家族。いつも楽しいく過ごしている。昨年は最後尾からスタートして10位。レース後に大きな笑顔を与えてくれ、ナイスな思い出となった。この機会を与えてくれたテック3に感謝したい。それは素晴らしく、夢が現実だった。来年は新たな時代を迎える。楽しみ、笑顔を続けたい。スマイルが僕にとって、最高の治療法なんだ。」
プレスカンファレンス
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