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2019-12-07
By motogp.com

兄貴に助言を求めたマルケス弟「少しずつだと言われた」

中量級のチャンピオンとして、最高峰クラスのルーキーとして、心境を語る。

レプソル・ホンダアレックス・マルケスは4日、スペインの首都マドリード市内でパーソナルスポンサーであり、所属していたチームのタイトルスポンサーであるエストレージャ・ガリシア・0,0が主催した記者会見に出席。最高峰クラスのデビューシーズンに向けて準備を開始したサーキット・リカルド・トルモのオフィシャルテストとヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトのプライベートテストを振り返り、自身の後任に指名されたアウグスト・フェルナンデェスがタイトル獲得の可能性が高いことを説明した。

「2度のテストは期待していた以上だった。ホンダ車はスモールだから、エルゴノミクスが心配だったけど、最初の走行から良い感じだった。転倒は経験不足が原因。『ようこそ、MotoGP™クラス』という感じだった。ヘレスでは、僕のチームと一緒に仕事を始めて、フィーリングが良くなったけど、2日間ともに新品タイヤを装着したところで雨が降り出したのは残念だった。セパンでは、シェイクダウンテストに参加して、2日間走る予定だから、その機会を活かそう。走り度に進歩した。停滞しなかったことが重要だった。」

「全員と一緒に走れたことは特別だった。彼らから最大限に学ぼう。バレンシアとヘレスでは、マルクと一緒に走る機会が一度ずつあった。スペシャルでストレンジだった。夢の実現だけど、まだ実現したいことが沢山ある。」

「(最高峰クラスへの昇格は)少しストレンジで期待していなかったけど、タイトルを獲得した結果として、この機会を得た。(パーソナルマネージャーの)エミリオ・アルサモーラから日曜に(レプソル・ホンダに加入する)提案があり、困難な挑戦だと言われたけど、立ち向かわなければいけないから、話しを進めてくれ、と言った。全てが時間の経過と共に普通の状態になるだろう。」

「確かに兄弟の会話はあった。そこで、カテゴリーに関しての疑問と質問をしたけど、あまり多くのことを話してくれなかった。なんとか引き出そうと試みたけど、笑いながら、少しずつだと言われた。ある1つのコーナーで速く走れていると教えてくれたけど、ヘレスではボックスを共有したけど、言葉も交わさなかった。各自がそれぞれの道を進まなければいけない。言われることと、それを実行することは違う。沢山の情報を持ち、先入観を持つのは良くない。」

「20年型を試すことは、何も論理的ではなかった。ライダーとして進化し、速く走るために必要なことを理解しているところ。全ての分野で改善が必要で、特に1ラップで速く走らなければいけない。ホンダはクリティカルなバイクだと言われるけど、それに適応する必要があり、限界を追求するときに問題が現れ、そこで難しいバイクなのか、そうでないのかを言うことができるだろう。」

「この冬のバイクの進化は、マルクとカルの担当で、ホンダは何をしなければいけないかを理解している。マレーシアでは、より決定的なバイクが準備され、各自がやるべき計画に取り組まなければいけない。」

「この冬のトレーニングは、費やす時間に変わりはないけど、特別なトレーニングをしなければいけない。このカテゴリーでは、体幹が厳しくなることから、そこを重点的に鍛える必要がある。昨年はマルクが肩の手術をしたから、チャビ・ビエルゲ、セルジオ・ガルシア、他のライダーたちと一緒にトレーニングを積んだ。今年もそうなるだろう。」

「エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDSに別れを告げていない。彼らは月曜に解散して、僕は月曜の午後にサインを交わしたから。チームはアウグスト・フェルナンデェスと一緒に夢の実現に向けて働く。もしかしたら、彼らともう一度一緒になるかもしれない。誰も将来のことは分からないけど、そうなると思う。」

「アウグストは凄く良いライダー。今年のタイトル争いにおいて、僕たちにプッシュしてきた1人であり、チャンピオンになるために全てが整っている。チームは全力で支援することから、彼次第だろう。落ち着いて挑めば、間違いなくタイトルを獲得するだろう。」

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